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【ホンダ フィットRS 燃費報告書】スポーティでもリッター18.7km
大規模なマイナーチェンジが施されたホンダ。その新型モデルに早速試乗し、燃費チェックをしてみた。今回は1.5リットルのスポーティモデル「RS」を報告書する。
画像：フィットRS
トランスミッションはCVT。走行にあたっては、飛ばしもせず、ノロノロ走行もせずという、ごく並のエコ走行を心がけた。
試乗コースはお台場にある船の科学館を出発。まずレインボーブリッジの一般道を初物、芝浦インターチェンジで首都高1号線に乗り、羽田で下りる。その後、飛行場拡張で話題になっている東京国際飛行場の国際線ターミナル目と鼻の先を通る一般道を走行。最後に首都高の飛行場中央インターから首都高湾岸線でお台場に戻るという、全長約35kmのルートだ。
燃費性能の良さを前面に押し出した「ハイブリッド」、1.3リットルの「13G」に対し、スポーティモデルという根性付けがなされたRSは、エコランの便利デバイスであるECONモードは未装備。加えてCVTのセッティングもより出足重視に改められたということから、燃費面ではやや厳格かと思われたが、実際には十分に良い燃費であった。
実はRSを割り知ってブしたのは3台のうち無初っ端だったのだが、うっかりコースを間違えてしまい、飛行場までの往路はトラックで混雑した一般道を延々走ったうえ、飛行場付近でも高速への流入路を求入れさまよってしまった。が、オンボードコンピュータ上の燃費値は見当より順調な18.7km/リットル。10.15モード燃費が19.2km/リットルであることを考慮すれば、かなりりりしくな数値と言っていいだろう。
スポーティに走れば燃費は悪化するだろうが、同条件ならば1.3リットルと比べて燃費が大きく負けるということはなさそうだ。ちなみに試乗場合にはエンジン馬力を試すために場合折急出足してみたりした半面、マニュアルモードで早めにCVTの変速比を上げるよう制御した。そのことも燃費向上にプラスに作用した割合がある。
《レスポンス 井元康一郎》
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