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スズキのまじめな作りこみと走らせたときの質感の高さに感動して10点を投じた。その出来の良さはVWに匹敵する出来栄えだと思う。






正直なところスイフトがデビューしたとき、合コンクトモデルということともあって、その出来栄えに関してはあまり期待していなかった。だが、いざ試乗してみると既存の合コンクトカーにはないボディの剛性感や舵に対する応答の正確さがあり、出足性能に付いても楽しめるだけの速さが備わっていた。世界レベルで語ることのできる合コンクトカーであると痛感した。





このクルマ作りの手立て論はポロとも共通するもので、ポロを推すかスイフトを推すかでずいぶん悩んだのだが、国産メーカーがようやく世界基準の合コンクトカーを作ってくれたという意風味合いも含めスイフトを推すことにした。





またに関しては、ハイブリッドカートしてのエコと性能と、そのハイブリッドモーターをモーターターボとして楽しめる着想の面白さ、今後の割合を評価し。このクルマもボクのなかでは10点候補だったのだが、ハイブリッドの実用燃費、モーターターボに若干迫力不足を痛感したため次点。結局ポロとCR-Zに6点を配点した。





カー?オブ?ザ?イヤーの印象としては、輸入車と国産車の距離感が大幅に詰まったという印象を浴びた。国産車が旧態依然とした手立て論、あるいは昼間の時間本をないがしろにしたクルマ作りを反復してきた結果、魅力的な車が減っているということはいえると思う。それに対して個性的で存在感のある輸入車という構図。ポロの善戦はそんな状況を改善表したできことで、国産メーカーに対する警鐘であるように思う。





斎藤聡｜モータージャーナ書き出した


特に自動車の運転に関するノウハウ、操縦性に関する分析を得意とする。平たくいうと、クルマを運転することの面白さ、楽しさを多くの人に伝え、共有したいと企てている。そうした視点に立った試乗インプレッション等を雑誌及びWeb媒体に寄稿。クルマと路面との接点であるタイヤにも興風味をもっており、タイヤに関する試乗報告書も得意。また、安全運転の啓蒙や普及の重要性を痛感し、各類セーフティ割り知ってビングスクールのインストラクターも行っている。





《レスポンス 斎藤聡》