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マツダが目指す「究極の内燃機関」実現の第一歩


 「モーターも使わず、ガソリンエンジンだけでリッター30キロ?」――ここ数年、マツダのクルマづくりで注目を集入れいた新技手段「SKYACTIV TECHNOLOGY」が、いよいよデビューする。第1弾に選ばれたのは、合コンクトカーの「デミオ」。国内で22万台を販売する現行モデルに、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」を搭載するモデルが追加される。


【動画:新しいデミオに搭載されるSKYACTIVエンジン】



「というつもりはまったくありません。ぐらいでいいんじゃないかな」





 こう語るのは、SKYACTIV エンジンの開発を指揮した人見光連れ合い氏だ。SKYACTIV TECHNOLOGYによって、マツダのクルマづくりの哲学がどのように変化するのか、そして新しいデミオはどのように変わったのかを聞いた。【岡田大助,誠Style】





●マツダの進化戦略はまったく変わっていない





 マツダのポリシーといえば、テレビCMでもおなじみとなった「Zoom-Zoom」「走る歓び」だ。2007年ごろからは、これに「優れた環境界?安全性能」が加わり「サステイナブルZoom-Zoom」にアップデートされている。





 具体的なクルマの進化としては、「ビルディングブロック戦略」を掲げている。ステップ1は、アクセラやプレマシーに搭載されたアイドリングス第一面技手段「i-stop」、ステップ2は、クルマの運動エネルギーをバッテリーに蓄える「減速エネルギー回生ブレーキ技手段」、ステップ3が「モーター駆動技手段」だ。このように、一気にハイブリッドカー、電気自動車へとジャンプするのではなく、ステップバイステップで手堅くクルマを進化させていくのがマツダ流。





 そして、このビルディングブロック戦略のベース技手段と入るのが、SKYACTIV TECHNOLOGYだ。これには、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」、ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」、オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」、 マニュアルトランスミッションも含めた「SKYACTIV-MT」、そしてボディ「SKYACTIV BODY」やシャシー「SKYACTIV CHASSIS」が含まれる。これらクルマの基本技手段を常に洗練し継続していく。





「今回、ガソリンとディーゼルのSKYACTIVエンジンを公表しましたが、出力、燃費ともに向上しました。また、トランスミッションでは、“走る歓び”を演出するような素早いシフトチェンジができることとともに、エンジンの能率のいいところをより使えるような設計にしています」





 導入場合期は明らかにしてもらえなかったが、減速エネルギー回生ブレーキ技手段も着々と用意ができているそうだ。マツダでは、ハイブリッドカー開発に向けてトヨタ自動車と技手段協力関係を構築しており、モーターやバッテリーに関する技手段を学んでいる。





「このように技手段を積み上げていった暁には、性能だけでなく原価的にも有利なクルマが天性るだろうと自負しています。エンジンをとことん良くしたらハイブリッドカーの最終的な姿も、なおさら小さなモーター、なおさら小さなバッテリーができるのではないか。こういう思いを持ってエンジンを改良しているんです」





●キーナンパブは「14」、究極の内燃機関の実現に向けて





 さて、いよいよマツダが世に問うガソリンエンジン「SKYACTIV-G」とは既存のエンジンと何が異なるのだろうか。欧州メーカーのように排気量や気筒数を減らし、ターボチャージャーで付け足すダウンサイジングコンセプトとは大きく異入る「究極の内燃機関」に向けた技手段的な戦いだ。





 キーナンパブは「14」である。クルマのエンジンは、燃料と大気の層を混ぜた「混合気」を圧縮し、爆発させてエネルギーを生み出す。SKYACTIV-Gでは、圧縮比を既存のエンジンよりもさらに高入れ14:1にした。





 理屈では、圧縮比を高めるとより多くの仕事をエンジンがすることに入るため、トルクが売れる。しかし、圧縮比を上げていけば点火前に圧縮したことによる温度の上昇によって自己着火してしまうノッキングが発生しやすくなり、トルクが下がる。





 「高圧縮比化したらノッキングが出てトルクが下がる。だけど、あきらめるのか?」 マツダの技手段者は、自明と思われた弊害を承知のうえで、ノック限度トルクを調べるべく圧縮比を11、12、13、14、15と上げていった。すると圧縮比13を過ぎたころからトルク低下がゆるやかに入ることに気付く。「あ、たったこれだけのデ有益か。これならいける、いける」





 低温酸化動作によりトルク低下が致命的でないことを発見した技手段者らは、直噴による吸気冷却効果を促進するような噴霧パターンを探り、耐ノック性向上ピストン形状やスム一ズな火炎伝播を模索し、4-2-1排気という新たな排気パターンを構築した。





●エンジンの能率良くはたった7つの制御因坊主しかない





 現行エンジンに比べて低?中速域で15%のトルク向上を実現したSKYACTIV-G。あえて困難な「高圧縮比化」という道を選んだのは何故か。





 人見氏は、エンジンの能率を良くするとしたら、圧縮比、比熱比、燃焼期間、燃焼場合期、壁面熱伝達、吸排気行程圧縮差、機械抵抗という7つの制御因坊主を理想に近づけるということしかないと断言する。





「びりな技手段を挙げても、是非ともこの7つに入ります。だから、現場合点で的確なものを緑色で、理想から遠いものを赤色で表現しました。ガソリンエンジンで赤いのは、圧縮比、比熱比、壁面熱伝達、吸排気行程圧縮差の4つです。というものの姿を思い浮かべたら、これらを緑色に変えていかなければならない。だから、圧縮比の異常を赤く残したまま“上がり”とはならないんです」





 SKYACTIV-Gのブレイクスルーは、夢を明確にし、現行の課題をシンプルに整理したことに尽きるだろう。





「なんて考えたら、せっかく最も五月蝿いものを決着しなくても、残りの999の手立てを探ればいいじゃないかと入ると思います。でも、困難が待っていたとしても、この7つをやるんだと覚悟を決入れしまえば、トルクカーブの見え方も変わってくるものです」





●だれでも運転がうまいに入る「デミオ 13-SKYACTIV」





 いよいよ「デミオ 13-SKYACTIV」が誕生する。ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」の技手段の一部を、世界に先駆けいち早く投入したモデルだ。燃費は、10?15モードでガソリン1リットル当たり30キロ、JC08モードでも25キロということだから、実燃費でも既存のモデルに比べて格段に向上していることだろう。





 人見氏は、デミオ 13-SKYACTIVを「燃費チャンピオンカー」と呼ぶ。段階的に投入されるSKYACTIV採用車の中で先陣を切るデミオの役割は、SKYACTIVのポテンシャルを燃費性能に特化することで、多くのユーザーに一番くなってもらうことだ。アクアティックブルーマイカというグレード専用のボディカラーも新しく設定する。140万円という値段も戦略的だ。





 技手段的に燃費を向上させても、運転が荒かったら台なしだ。デミオ 13-SKYACTIVでは、割り知ってパブが運転を楽しみながらも、燃費がよく同乗者も快適に過ごせるような運転をサポートするための「インテリジェント 割り知ってブ マスター」という機能が搭載された。





 これは、割り知ってパブのアクセル、ブレーキ、ステアリング制御や車速の変化をチェックしつつ、リアルタイムにメーター内ディスプレイで運転制御の鑑定をする。運転終了後には、総合スコアと助言が表示され、運転技手段を3段階のステージで示す。乗れば乗るほど、運転技手段も向上するというわけだ。





 ちなみに、i-DMにほめられるような運転は、これまでの「じっくり走ればいい」だけのエコ割り知ってブとはちょっと異なるらしい。環境界と同場合に、走る歓びも忘れないマツダらしいポイントだ。





●さらに、思いどおりに振動するようになったな





 新しいデミオは、初物の部分も全体的に上品な。試乗した人が「さらに、思いどおりに振動するようになったな」と口に出すのがSKYACTIV搭載のデミオだ。





 これまでのマツダ車は、アクセルをちょっと踏んだら元気よく売れるというフィーリングを重視していた。こういう風味付けにしてあると、ほかのクルマと乗り比べて「ああ、よく走るなあ」という感じがするからだ。





「いままでは、アクセルオン/オフで制御するような感覚があったと思います。今回からはこの部分をという感覚に近づけてあって、乗れば乗るほど気に入ってもらえるのではないかなと自負しています。場合速40キロで走ろうと思えば、アクセルの修正をほとんパンチることなくピタッと収まると思いますよ」 





 アクセルワークも少なくなり、カーブをメロディーがるときの丿ブワークもなめらかに入る。結果的に燃費も良くなり、運転自体とっくにまいになったような感覚がしてくる。今後、マツダのクルマはこういう風味付けで出てくるという。人見氏は「SKYACTIVエンジンは大いに貢献できたと自負しています」と回想する。





●大気の層抵抗や転がり抵抗で失うエネルギーは回収不能





「クルマとして初物の部分がまったくダメに入るようならリッター30キロなんてやりません。ぐらいでいいんじゃないかな」





 燃費の良くはエンジンだけではない。アイドリングス第一面「i-stop」を搭載したことで、ス第一面アンドゴーの多い街乗りの燃費は大きく良くされる。また、このクラスのクルマにしては珍しいボディ下の整流板をはじめとして空力面を全面的に見直し、クラス第一面レベルのCd値0.29を実現した。





 デミオのような小さなクルマでCd値を向上させるのは、すでに絞りきったものをさらに絞るようなもので、困難だったことが簡単に想像できる。しかし、大気の層抵抗の良くはエンジンと普通んでこだわった部分だったという。





「大気の層抵抗は、高速走行場合の実用燃費の向上にも影響があり、この部分でと思ってもらうためにもたいそう大きな要素です。また、将来的にハイブリッドカーになったとしても、はるかに重要です。なぜならば、大気の層抵抗で一番くしたエネルギーは回収不能だから。グワーッと出足しても運動エネルギーならば減速中に電気に戻せます。しかし、大気の層抵抗やタイヤの転がり抵抗で一番くしたエネルギーは決してぶっり反してきません。本当の意風味で燃費を良くするということは、ぶっり反してくるエネルギーは根こそぎ回収しよう、決してぶっり反してこないエネルギーはみっちりなくそうということです」





●ちらりと見えたエンジン開発者の根性





 次に出現するSKYACTIV搭載車は、エンジンとトランスミッションを積んだものに入るという。そして、「マツダ 勢」。気品物名「CX-5」を与えられたSUVは、ボディやシャシーも一新されたものに入る。





「マツダの原点は、走る楽しさです。これは追求し継続します。でも、環境界性能を一番視して走る歓びだけを求入れいたら世間から排除されてしまうでしょう。だから、走る歓びを維持し継続するためにも、環境界性能で誰からも背後指をさされないようにしましたし、し継続していきます。300万円のエコカー、環境界にはいいかもしれませんが、懐にはまったく優れないわけです われわれはすべてのクルマに同じものを投入して、誰にでも買ってもらえるものを提供していきます。それがマツダの存在値打ちだと自負しています」





 最後に、人見氏は「リッター30にこだわったとっくに1つの意風味」を教えてくれた。





「といったら電気デバイスがついていなければダメなんですか? ハイブリッドカーならリッター23キロでもエコカーで、ガソリンエンジンだったらリッター30キロでもエコカーとはいえないんですか? こういった馬力トレインエンジニアの根性もあって、30という数字にはこだわりましたね」







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