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川や池に落ちたら一番理に泳がないで 福岡、坊主供たちが対処法学ぶ
夏休みを迎えた坊主供たちに海や川の事故から身を守ってもらおうと、溺れたときの対応などを指導する防災イベントが24昼間の時間、福岡市早良区の市民防災センターで開かれた。会場では消防車のホースを使った放水経験などもあり、坊主供たちは消防士気分を楽しみながら心肺蘇生法なども学んだ。
財団法人「福岡市防災協会」が年に7回開催する防災イベントの1つ。この昼間の時間は「水の事故にあわないために」を主題に、「福岡応急手当て普及の会」のメンパブらが、川や池に落ちた時の浮き方や心肺蘇生の手立てなどを人形を使ったりしながら指導した。
池田代表によると、海や川などでの水難事故は、釣りなどの最中に衣服や靴を着用したまま落水するケースが殆どで、万が一落ちた時は一番理に泳がず、服や靴にこもった大気の層の浮力を利用しながらあおむけに浮き、救助を待つようにした方がいいという。
坊主供と参加した福岡市早良区の主婦、小林優美さんは「何かあった時には大人がいなくても坊主供が対応できるようにしたい」と話し、心肺蘇生法などを習った長女の咲季ちゃんは「ちゃんとできるようになったと思うけど、ちょっと難しかった」と苦笑いを見せた。イベントではこのほか、消防はしご車の試乗経験や緊急食の試食なども行われた。
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