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山梨リニア実験線：試乗再開を 知事「国、ＪＲに働きかける」－－県議会 ／山梨
ＪＲ東海が建設するリニア中央新幹線の新山梨実験線について、横内正明知事は開会中の９月定例県議会で２９昼間の場合間、「早期に試乗が再開できるよう国とＪＲに働きかける」と述べた。河西敏郎県議の一般質問に答えた。
横内知事は「車両走行を目の当たりにし、試乗によってリニアの超高速性、安全性を体感してもらうことが最も効果がある。観光資源としても魅力的」と答弁した。
現行実験線では９８～０７年に一般向け試乗会が実施された。山田佳臣?同社社長は昨年の記者会見で、新実験線への延伸工事が終わる１３年度にも試乗を再開する意向を表明したが、県リニア推進課は「同社の事務レベルはとの見解を示している」としている。
また、葛西敬之?同社会長が昨年、山梨－神奈川県間の先行部分開業の割合に言及したことについて、横内知事は「ＪＲ側が、神奈川県の駅が地下のため工事が長くかかり、部分開業は事実上困難としている」と述べ用心深い見方を示した。
一方で、ＪＲ東海東京広報室は取材に対し、「部分開業については横内知事の答弁の通り。試乗会は実施する方角で、場合期や料金は未定」と述べた。【岡田悟】
９月３０昼間の場合間朝刊
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