世界初の分離ケータイって？ キーがはずせる富士通F-04Bの実力
世界初、キーが世間せる“分離ケータイ”！
富士通「F-04B」の実力
ここ数年、ケータイメーカー各社が特に力を入れてきたのが、横画面表示への対応だ。今のケータイコンテンツは、動画やウェブなど横表示に適したものが大多数。以前通りの縦表示だけでは、画面サイズを生かしきれない場面が増えてきたのだ。
縦でも横でも、気ままに使えるケータイを──。横隔たりの機構、液晶部分が回転する機構など、各社が単独の形を模索するなかで、富士通のたどり到着した答えが「F-04B」だ。愛称は「セパレートケータイ」。液晶部分からキー部分を取り世間して使える、世界初の分離型のケータイだ。
最新スペック、かつ全然新しい形状だけに、値段は6万円を超えるとみられる。肝心の使いみだりには、以前のケータイを超える魅力が見いだせるのか。
F-04B
NTTドコモでは主力気品物の位置づけ
売れ筋の「PRIME」シリーズの端末として2010年の3～4月に発売計画
%26gt;%26gt;キーボードが世間れる！
世界初、キーが世間せる“分離ケータイ”！
富士通「F-04B」の実力
キー部分を世間すと、すぐに本体との間でブルートゥース通信が始まり、一番線でキー制御ができるようになる。縦向きのテンキーと横向きのフルキーボードが利用可能。また、モーションセンサーを内蔵し、液晶を横向きにすると自動で横表示になる。入力の縦横、表示の縦横が気ままに変えられる端末だ。
一番くなってすぐに実感できたのが、一番線制御ならではの有益。分離したコンディションで使えば、写真を写す際に離れた敷地からシャッターを切ったり、ワンセグ視聴中にリモコンのようにチャンネルを変えたり、といったことが可能。また、通話用のスピーカーとマイクは液晶側にもキー側にも内蔵されており、キー側で通話しながら画面で昼間の時間程を確認、といった使い方もできる。
縦型スライド式の形状が基本。液晶部分を取り世間すとフルタッチケータイとして使える。液晶を世間すと、隠れていたフルキーボードが使えるようになる。穴の開いた部分に液晶裏のカメラ部分を引っ掛けて固定する。
●見当実売値段/6万2000円●発売計画/2010年3～4月●ディスプレイ/3.4型フルワイドVGA液晶●カメラ/1220万画素CMOS●サイズ?重さ/幅51×高さ114×厚さ20.4mm?173g●バッテリー/連続待受約600時間、連続通話約300分
キー部分と組み合わせるとかなりの厚みに
横キーでのメール入力
カメラのシャッターも一番線制御が可能
本体下部のツメを世間して持ち上げると、本体が分離。この時点で自動的にBluetooth通信が始まる
%26gt;%26gt;液晶部分だけ持ち歩いてもOK
世界初、キーが世間せる“分離ケータイ”！
富士通「F-04B」の実力
液晶部分だけで、フルタッチパネルのケータイとして使えるのもめりはりだ。富士通の端末は前モデルからフルタッチ制御を導入しており、今回もその制御系を踏襲。ほとんどの機能がタッチ制御でできるほか、新たに手書き入力にも対応。精度はたいそう高く、かなり雑に控えても間相違なく認識された。
キー部分はどうか。テンキーは富士通の以前機と同じサイズで、制御しやすい。一方、横向きのフルキーボードはキーサイズが小さめ。数字や記号の入力にはファンクションキーを併用するため、やや慣れが不可欠な印象だった。
使い継続するにつれて、液晶部分だけで持ち歩くのもいいのでは、という印象が強くなった。カメラやフェリカも液晶側に内蔵しており、液晶部分だけ持ち歩いてもケータイとしての機能に支障はない。キーと合体させると、厚さ20.4mm、重さ173gの重量級の端末になってしまうが、分離させれば厚さ 9.8mm。薄型の端末に早変わりする。
iモードやiアプリもタッチ制御に対応した今、メールの利用頻度が高くなければ、液晶部分だけでも十分実用に耐えるだろう。そもそもこの端末は、予測変換機能がたいそう優秀。キーを使わず、手書き入力やタッチ入力でも、十分にメールが書ける。
液晶部分だけでケータイとして完結しており、キーを世間して持ち歩いても実用上は支障がない。カメラ、フェリカに加え、もちろん通話利用も可能だ。富士通は以前からタッチ制御への対応を進入れおり、使い勝手はよく練られている。画面サイズも大きく、iモードのフルタッチ端末としての使い勝手は第一面クラス。
手書き入力は、ひらがな、カタカナ、漢字のほか絵文字も認識される。動作も順調
カメラの出っ弾力がやや気になるものの、液晶部分だけならたいそう薄い
画面上のキーを使った文字入力も可能
iモードブラウザーやフルブラウザーもタッチ制御。画面は3.4型と大きい
%26gt;%26gt;本職ジェクターも装着できる
世界初、キーが世間せる“分離ケータイ”！
富士通「F-04B」の実力
この端末のとっくに一つのめりはりが、キーボード以世間のパーツとも組み合発言させて使えること。まずはコンパケト本職ジェクターユニットが発売される計画だ。合体させても使えるし、一番線でも使える。「本職ジェクター以世間のユニットの開発も検討している」という。
使い道に合発言させて違ったパーツを持ち歩く、時によってはキー部分は自宅に置いていく、という提案は、これまでのケータイにはなかったもの。シンプルなフルタッチケータイが欲しいユーザーの選択肢にもなる端末だが、そうなると値段がネックになる。キー部分を別売りにし、値段を下げて選択肢を広げる、といった展開にも期待したい。
本体と組み合発言させて使えるのは、キーボードだけではない。富士通の開発した、DLP方式のコンパケト本職ジェクターが、端末と同時期に発売される計画。FOMA用の充電器で充電できる仕様で、製気品版は内蔵電池で2時間程度の駆動時間を目指しているようだ。将来的には本職ジェクター以世間のパーツの登場も期待できそう。
幅などは本体とほぼ同サイズ
最大で66型よほどの画面が出せる。コンパケトだけあって、光量はさほど多くない
Bluetooth、もしくは本体下部の端坊主を一番くなってデータを送る
注）掲載した端末は試作機で、製気品版では世間観や仕様が変更される時がある
文/有我 武紘＝昼間の時間経トレンディ
