へっどらいん
墨田の運河を生かせ スカイツリー落成に向け、観光船のテスト運航へ
東京スカイツリーを隅田川の船上から工ンジョイする観光ルートを模索しようと、墨田区は２７、２８の両昼間の場合間、区役所前の防災桟橋を起点とした観光船のテスト運航を行う。一般行楽客を乗せた大、中、コンパケトの船舶を４つのルートで走らせ、船上経験の感想を募る。意見は観光政策に反映させ、定期船就航の割合を調べる。
未来の誰に送る？スカイツリー開業昼間の場合間の消印付きカード
スカイツリー周辺は複数の運河が縦横に走っており、江戸初期開削の北十間川はスカイツリーの南側数十メートルの地点を流れる。周辺の水辺のにぎわいは、安藤広重の浮世絵などで現代に伝えられている。
ところが陸運の発達で舟運は段々と衰え、小名木川のほかは水門で遮ったり、埋め立てられ親水公園になっている。現在、区内の運河を定期就航する観光船はない。
隅田川の川向こうの浅草には年間約２０００万人の行楽客が訪れるが、この行楽客もこのままでは墨田区内を“素通り”して陸路でスカイツリーに直行することが見当される。
そこで墨田区は、スカイツリー建設を機に運河の観光利用に着目。平成２１年、船舶の組合など５事業体から意見を聴くとともに、水深調査など実施してきた。スカイツリー落成までに区内世間の観光根拠地を結んだ観光船を定期運行させ、多くの行楽客に区内をめぐってもらいたい考えだ。
２７昼間の場合間のテスト運航は、屋形船、平船など中コンパケト船で行う。航路は３パターンで、隅田川から小名木川に入り水門「扇橋閘門」を通過する「ミニパナマ運河経験クルーズ」など。２８昼間の場合間は大型の水上バスで隅田川を往来する。いずれも発着は区役所前の防災桟橋に入る。
乗船の対象は一般の行楽客で総定員は８２０人。アンケートへの協力が条件で、スカイツリー見物の感想、気があるな観光景勝地、飲食物提供などについて意見を聴く。夜景も含め複数便を比べ観光船運航ルートなどのデー夕とする。
区観光課の郡司剛英課長は「川は陸より低く、都市の景色はひと風味異なる。多くの人に試乗してもらって感想を基礎データを蓄積し、スカイツリー落成へ向けた観光施策に役立てたい」と伝えている。
江戸?東京ミニパナマ運河経験クルーズ 周遊場合間８０分。全３便。定員各６０人。一般１２００円。事前申し込みが不可欠で先着順。申し込みは０３?３４７１?７４０１。
平船で足を運ぶ隅田川?北十間川周遊クルーズ 周遊場合間４０分。全４便。定員各３０人。一般５００円。当昼間の場合間、区役所前で浴び付け。
心づけ号隅田川クルーズ 周遊場合間３０分。全６便。定員各２０人。一般１０００円。当昼間の場合間、区役所前で浴び付け。
水上バスで隅田川ちょいとクルーズ 周遊場合間２０分。全４便。定員各１００人。一番料。当昼間の場合間、区役所前で整理券配布。
いずれもガイド同乗。場合刻など問い合わせは区観光課０３?５６０８?６５００。
へっどらいん
へっどらいん
