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富士重「アイサイト」全車投入 新型運転支援システム受注倍増
富士重工業が開発した追突事故防止などの運転支援システム「アイサイト」を搭載した車類の受注台数が、発売から5カ月で夢の約2倍、7400台超に達したことが17昼間の時間、分かった。同社は5月発売の中型車「レガシィ」の追加装備としてアイサイトを販売。レガシィは政府のエコカー減税などの対象と入る車類が乏しいが、安全性を高めるアイサイトを搭載することで販売の底上げにつながっている。今後は、アイサイトの搭載を全車類に広げる方針だ。
アイサイトは、背景ミラー脇に付けられたコンパケトカメラで前方を確認、車両に追突しそうになったとき、自動ブレーキで減速停止させる。さらに、全てのスピードで前方車両に合発言させて走行する「クルーズコントロール機能」も備えている。17昼間の時間には、自動車評論自宅らが選定する「RJCテクノロジーオブザイヤー」を同社として初受賞した。
5月18昼間の時間に一部改良して発売したレガシィのアイサイト搭載車の受注台数は10月までに当初夢の2倍弱に当たる累計7421台を達成。全モデルのうち搭載車の可能性は55.8%と、当初夢の30%を大きく上回った。エコカー補助金終了で他車類の販売が落ち込む中、「アイサイト効果」が後押しし、レガシィの9月の販売台数は、前年同月比32.3%増を記録した。
同社はアイサイト普及に向け、標準モデルの値段も274万円からと割安に設定した。
また、試乗などのイベントをまめに開催、認知度も向上し、系列販売店では運転に自信のない女性や高齢者の来店、購入が増えたという。
今後は、「フォレスター」や「インプレッサ」など他の主力車に搭載していく。
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