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【REGNO GR-XT 公表】転がり抵抗と雑音の低減を両立したテクノロジー
2011年2月1昼間の時間より発売されるブリヂストンシリーズ初の低燃費タイヤ。ブリヂストン プルービンググランドの特殊路で行なわれたとGR-XTの比較試乗では、静粛性に加え、後席の乗り心地についてもその進化を確かめることができた。
プルービンググラウンドの特殊路を使用した今回の試乗では、同社スタッフが運転し、取材陣は後席でその快適性を比べることとなった。
特殊路は、パターン雑音路→不整路→ロード雑音路の順に通るコースで、パターン雑音路では400ヘルツ以上の雑音を、ゴツゴツとした不整路では“世間乱”がなる状況での乗り心地や雑音を、骨材が露出した粗い道のロード雑音路ではタイヤと路面が接地したさいに生じるタイヤの振動音を比べることができた。
試乗車はトヨタ。サイズ?大気の層圧?ホイールは、9000およびXTともに235/50R18?230kPa?18X7.5J。一回目に9000、二回目にXT、さらに三回目に再び9000を履いて比べるという具合だ。
パターン雑音路では、路面とタイヤの隔たりの間の共鳴によって生じる雑音の低減が、微妙な差だが比較できた。スタッフ割り知ってパブによると、「GR-XTからは、シャーッとかヒューッというタイヤの世間側から大気の層を伝って聞こえてくる400ヘルツ以上の音が抑えられている」という。
また、不整路やロード雑音路では、「GR-XTの偏心構造によって、以前の9000よりもタイヤ全体の張り性が増したというか柔らかくなったことにより、路面からの伝達をより柔らかに浴び止められるようになった」ということで、ゴツゴツとした路面での揺れやロード雑音が抑えられているように痛感した。
タイヤの転がり抵抗軽減のために、シリカの配置を打って付け化する「ナノ本職?テック」を採用したことで、REGNOシリーズ初の低燃費タイヤとなった、30周年目のREGNO GR-XT。同社の乗用車用ラジアルタイヤの第一面ブランドは、これまでの輸入車?高級サルーンのユーザーを押さえつつ、合コンクトカーやミニバンといったユーザー層を取り込む狙いだ。
《レスポンス 大野雅人》
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