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ハマー H3 タイプG


ハマーは朴訥ながらファッショナブルなクルマとして、ハリウッドのセレブをはじめ、有達人御用達のSUV。軍用車ベースのH-1、乗用車としての居住性を高めたH-2、そしてさらにボディをコンパケト化しマーケット拡大を狙うのがこのH-3だ。原点が軍用車だけに、安全性、耐久性はお墨付き。このサイズなら街乗りもこなせそうだ。[ 続きを理解する ]








評価

評価項目について





  • 動力性能6点強力なトルク感は一順番いものの、回せば楽しめる。

    操縦安定性6点想像以上に上品な乗り心地。ハンドリングも素直。

    パッケージング8点サイズが大きいため室内は広い。無料し全体に作りは朴訥。

    安全性能5点運転席&助手席エアバッグ、ABSと基本装備のみ。

    環境界性能4点環境界に関して記述すべきことは特になし。

    総合評価6点マニア向けだが、ハマーの間口を広める役割は果たすはず。










    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







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    軍用車から派生したハマー。H-3はその末弟。

     ハマーのルーツは、米軍の要請によってAMジェネラル社が開発したミリタリービークルの高機動多目的車両(HMMWV?俗称ハンビー)。そのスパルタンな佇まいがアメリカの一部のお長者に人気を呼び、後に民生用として開発されたのがH-1だ。
     その後、このハマー人気に注目したGMがハマーブランドを買収。モロに軍用車だったH-1に快適性やプレミアム性を加え、若干のダウンサイジングも図って登場したのがH-2と入る。このクルマは今やビバリーヒルズの定順番高級SUVだ。
     H-2は昼間の時間本にも導入されたが、コンパケト化されたとはいえ全幅2180mm、ホイールベ-ス3119mmという巨体は「誰でも乗れる」という物ではない。そこで企画されたのが、04年のロサンゼルショーでコンセプトが提示され、05年春から米国で販売が始まったH-3というわけ。コンパケト化されたボディは昼間の時間本マーケットにもなじむということで、意世間や早いタイミングでの導入となった。
     H-3のベースとなったのはシボレーコロラドなどと同じラダーフレームシャシ。エンジンはV8ではなく直列5気筒の3.5リッターだ。試乗したのは4AT専用の豪華装備タイプGだが、ほかにベースグレードのタイプSがあり、こちらには5MT仕様もある。



    ハマー H3 タイプGの続きを理解する














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    兄貴分と比較すると小柄だが、室内は十分広い。

     H-3のボディサイズは全長4720mm×全幅1980mm×全高1910mm(タイプG)。ホイールベースは2842mmだ。本格的なオフロード性能を持たせるため前後オーパブハングを極端に切り詰め、その結果全長方角は相応に合コンクトとなったが、全幅の方は相変わらず大きい。とは言え、大きさから来るワイルドなムードもハマーの大きな魅力なのだから、これ以上のダウンサイジングは五月蝿いだろう。
     都市部の狭い道ではそれなりに神経を使用するだろうが、スクエアなボディ形状は見切りがよく意世間に扱い易い。
     ガラスエリアの乏しいキャビンは束の間閉塞感が強いように感じるものの、スペースはサイズが大きいだけにゆとりがある。後席の足下は十分だし、シート幅も広くゆったりと座れる。ちなみにキャビンレイアウトは前2名?背後3名と極入れオーソドックス。ラゲッジルームはフロアは高いが奥行きがあり積載性も上々だ。
     調度品は横グリップ式のATレパブなどにハマーらしさが残るが、インパネは平滑な仕上がりでワイルドさは影を潜めた。また、豪華さを増したシートなど全体に乗用車然としたムードで、これに関しては並過ぎて面白風味に欠けるという意見もあるかも知れない。



    ハマー H3 タイプGの続きを理解する














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    223ps、31kgmの3.5リッター直列5気筒を搭載。

     エンジンは3640ccの直列5気筒。V8が主流のアメリカのこのクラスにあっては、意世間に小さい印象は否めない。しかも車重が2130kgもあるため、31kgmのトルクを以ってしても軽快とまでは行かない。V8のようなゆったりとしたトルク感を期待すると裏切られるはず。それよりも、むしろアクセルをまめに踏んで、回転の上昇に伴って元気を増して来る根性だ。
     ちなみに、このボルテックエンジンは4バルブDOHC、可変バルブシステム、電坊主操作スロットルなど意世間なハイテク派で、2000回転前後からかなり厚いトルクを出す上に、レブリミットの 6250回転までフラットな特性を保つ。しかも回転フィールもけっこうシャープ。高回転まで引っ張るとそれなりに雑音は大きく入るものの、ガンガン踏んでいけばそれなりに快活な初物が楽しめる。今回は4速ATで乗ったが、この操作もまずまずで、各歯車でキチンと引っ張るし、シフト衝撃なども少なく順調に車速を乗せる。でも5MTで乗ったらなおさら楽しいだろう。現状ベースグレードのSタイプにしか準備されないが、ぜひタイプGにも設定が欲しいところだ。



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    オンロードもこなすが、本領発揮はオフロード。

     サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン+トーションパブ、リアがリーフリジッド。シボレーコロラドなどと共通のラダーフレームは、路面の凹凸を乗り越えた際にブルンとした余韻を伴うなど、乗り風味はやや旧態然としたところが目立ち上がる。無料しサスペンションはオフロードでの伸び&接地性を意識しているせいか、意世間や柔らかい系で荒々しさは乏しい。ステアフィールにもそこそこの精緻さがあるし、ハンドリングも軽快とまではいかないが素直で扱いやすい。重心高の高いクルマだが、グラリと来て心もとないを感じさせるようなロールフィールもよく抑えてある。したがって巨体から想像する以上にオンロードの初物は快活だ。
     しかしH-3が本領を発揮するのは、何と言ってもオフロードだろう。今回はオンロードのみの試乗だったが、モーグルのような起伏に富んだ路面でも、リジッド持ち前のトラクションで優れた走破性を見せるはず。サスペンションのストロークはオリジナルのH-1には遠く及ばないだろうが、デフロックや電坊主操作スタビリトラックシステム、それにゆとりの各妨げ角を備えたボディなどにより、ハマーの伝統に則った高いオフロード性能を備えている。



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    ハマーのDNAをお手頃値段で楽しめるのが魅力。

     ハマーのメインマーケットはもちろん北米だが、ダウンサイジングされたH-3は欧州や昼間の時間本マーケットも視野に入れて開発されている。全長で110mm、全高で200mm、全幅で190mmコンパケト化されたボディは依然としてかなり大柄な事は確かだが、狭い道での取り回し性は確実に向上しているし、キャビンへの乗降性も「よじ登る」感覚のH-2などより格段に現実的なものとなっている。
     無料、コンパケト化によってハマーらしさが薄れたというのも事実だ。キャビンに対してノーズが短く、直立したフロントウインドーと低めのルーフといったハマーらし佇まいはH-3にも正しく継承されているが、小山のごときサイズが醸し出すハマーならではの迫力は確かに薄い。
     調度品も同様で、極入れスパルタンなムードだったH-2までに比較すると、H-3のそれは格段に乗用車テイストである。
     この辺をどう捉えるかでこのクルマの魅力は大きく変わってくる。ハマーらしさで言えばH-2が絶対魅力的だが、そのエッセンスを400万円台からの手頃な値段で風味わえ、しかも使い勝手も良いというのがH-3の役どころ。そういう目で見れば4年8万kmと保証もよりワイドとなったこのクルマは、なかなか魅力的な存在だと思う。














    テーマ :
    ジャンル : 車・バイク

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