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アルファロメオ アルファ166 3.0 V6 スポルトロニック - Executive


デビューは6年も前の1998年。今回マイナーチェンジを浴びたとはいえ、その古さは隠しようがない。それでも何と言っても“アルファらしさ”という特有のテイストが輝きを失うことはなく、166特有の官能世界は健在なのである。[ 続きを理解する ]








評価

評価項目について





  • 動力性能6点いまだ4速のATが性能をスポイル。エンジンは気持ち良い。

    操縦安定性6点乗り心地硬めでスポーティテイストを好む人向け。

    パッケージング5点サイズ比の室内は広くないが適度な包まれ感が良し。

    安全性能5点基本設計年次の古さが辛い。装備も平均的。

    環境界性能4点排ガスレベルはユーロ3。実用燃費の向上を。

    総合評価5点初物にも見詰めた目にも特有のムード。洒落者に向けたセダン。










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    166も新しいアルファフェイスに。

     98年にアルファ164の後継としてデビューしたアルファ166は、アルファロメオのフラッグシップサルーンのポジションにある。昼間の場合間本では99年9月に発売された。輸入上級セダンといえばドイツのプレミアムブランドで占められる昼間の場合間本において少数派として健闘をみせてきたのだが、2003年10月にマイナーチェンジをした新型が欧州で発売され、これまでの間、実質的に輸入が中断される形となっていた。
     今回の変更の最大のポイントは、アルファロメオの象徴ともなっているフロントグリルの「盾」を、GTVや156のマイナーチェンジモデルと同様に大型化し、新しい「アルファフェイス」となったことにある。これに合発言させてボンネットデザイン、ヘッ割り知ってト、バンパーなども新しくなっている。
     一方、3リッターV6エンジン、サスペンション等の主要機構は、細かな改良が施された程度で、基本性能に関わる変更はなされていない。装備面では新たに前席にウインドーエアバッグが標準設定となった他、Executiveのタイヤサイズが17インチと以前の昼間の場合間本仕様と同様で、標準モデルには16インチが装備されることとなった。



    アルファロメオ アルファ166 3.0 V6 スポルトロニック - Executiveの続きを理解する














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    何と言っても官能的!V6のフィール%26排気サウンド。

     3リッターV6DOHCエンジンは、156GTAやGTV、最新モデルのGTなどが3.2リッターとなったので、それらと基本設計は同じでも古いタイプのエンジンということに入る。
     今回のマイナーチェンジでも性能数値は以前と変わらず、組み合わされるATもスポルトロニックと名付けられてはいるが、実体は今やこのクラスでは珍しい4速。シーケンシャルモードは有するものの、割り知ってバビリティや燃費面では5速、6速には敵わない。かといって、156のようなセレ速度(2ペダルMT)では、スポーツテイストは高いだろうが、上級サルーンらしい初物感は求めにくいので、より多段化されたATの搭載を希望たい。
     一方、アルファのV6エンジンには、その性能数値以上にパワフルな感覚をもたらす官能的フィールに魅力を感じる人が多い。絶対的な出足性能は3リッター級サルーンとして卓越したものではないが、軽やかでいて適度なバイブレーションを伴いながら吹き上がるスポーツフィールはアルファならでは。アイドル場合にも重低音を響かす排気サウンドは家街では気が退けるほどだが、出足場合はそれこそ快音として耳に着くあたりも、他とはひと風味異なるところだ。



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    スタイルから想像するよりも広い室内。

     フロント周囲やバンパーのデザインは変更されたが、全長は初期モデルと同じ4730mm、全幅は1815mmで全高の1445mmも不変。ホイールベースは全長の割に短めの2700mmだ。
     その彫刻的とも言えるようなシェイプされたスタイリングからも室内は狭いのではないかと心もとないに入るが、睨んだ以上にスぺースは広い。特にAピラー角が近頃のセダンとしては寝ていないこともあり、インパネの奥行きが短めで、ここに一番駄なスペースをとられていない。また前方の車体感覚も掴みやすい。
     シート表皮はExecutiveは本革製、ベースモデルはファブリック製となり、バケット状の前席は、身体を包み込む感覚を持ち、いかにもスポーティサルーンらしいムードを醸し出す。後席も左右側はバケット形状のためゆったり感は得られないが、収まりのいい座り感を有する。いかにも割り知ってパブズカーらしい室内となっている。
     一方、インパネの基本造形やコンソールのレイアウトも変わっていないので、標準装備と入るナビのモニターサイズは小さく、また目線を大きく落とす位置にあって、場合代の移り変わりを感じさせるところだ。



    アルファロメオ アルファ166 3.0 V6 スポルトロニック - Executiveの続きを理解する














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    スポーティさで選ぶなら絶対Executive。

     近年のアルファロメオの初物のめりはりとなっているのは、FFでありながらシャープな操縦感覚を有する点にある。これは車重が1600kgに達する166でも変わらない。ちょっとステアリングを動かした場合の素早い応答感や軽い身のこなし感は、いかにも割り知ってパブズカーだ。ステアリングの歯車レシオも、このサイズのサルーンとしては例世間的にクイックな設定で、ロックツーロックも約2.2回転しかない。当然、最小回転半径も大きく、小回り性はまったく期待できないのだが。
     また、操縦特性は鉄則的に強いアンダーステアなので、軽い動向に気をよくして機嫌に乗っていると、裏切られることに入る。
     試乗したExecutiveは、225/45R17サイズの扁平タイヤを標準装着し、高速コーナリング場合の安定性などには優れる反面、荒れた路面や首都高速のように幅広い継ぎ目の通過などではドタバタと踊るようなバネ下の追従感の悪さを感じさせる。205/55R16サイズのタイヤを履くベースモデルでは、こうした動向はほとんど感じさせなくなり、ずっと静かな乗り心地なので、上級サルーンとしての柔らかいな乗り心地を追求するならばベースモデルの方をオススメする。



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    この洒落たムードはアルファだけのもの。

     Executiveとベースモデルの差は、タイヤ/ホイールのサイズの相違の他に、Executiveではシート生地が本革(ベースモデルはファブリック)となり、前席は馬力シートでヒーターも備わること、さらに電動ガラスサンルーフも標準装備と入ることだ。また、内装色もExecutiveにはベージュが設定されている。
     ブレーキは、装着のホイールサイズ(径)は違ってもブレーキローター径に差はないので、両車とも16インチホイールに合わせた仕様だ。さらに、フロントにはブレンボ製の4ポッド式が奢られている。
     発売からすでに6年を経ていることもあり、今回マイナーチェンジを浴びたとはいえ、初物の性能から安全装備まで、最新のレベルで言えば傑出しているところが見られないのは事実だが、ドイツ車、米国車、昼間の場合間本車などのいずれの国の上級サルーンとも異入る洒落たデザイン感覚や粋なムードこそがアルファ166でしか得られない世界。スポーティさと引き替えに少し洗練度に欠けるところもある初物もデザインに免じて許せてしまう、あるいはそれこそアルファらしさなのだ、と捉えられる人に向けた個性派セダンである。














    テーマ :
    ジャンル : 車・バイク

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