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ランドローバー ディスカバリー4


新型ランドローバー ディスカバリー4をイギリスの大地で徹底検証。秀逸のオフロード性能がさらにブラッシュアップされるとともに、快適性もアップ。まさに鬼に金棒だ。








評価

評価項目について





  • 動力性能7点新エンジンとのマッチングはよく高速走行も余裕の走り。

    操縦安定性8点オンロードでもしっかり電子制御され安定感を出す。

    パッケージング7点実用性を重視した居住性と積載性はこのクルマのウリ。

    安全性能7点電子制御によるアクティブセーフティは評価大。

    環境性能6点単体ではいいが業界全体からするとニュースに乏しい。

    総合評価7点所有してからじっくり味が出てくるクルマではないか。










    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    新型5リッターエンジンを搭載。

     もともとまったく別の会社であったジャガーとランドローバー。前者はふたりのウィリアムズが興したスワロー・サイドカー・カンパニーを起源とし、後者はローバー社に勤めるエンジニアの発想から生まれた。それがいまインドの財閥系という同じグループに納まり、あらゆる技術共有を行っている。
     今回新世代ディスカバリーとして発表されたモデルはまさにその賜物だ。今年ジャガーXK、XFが新エンジンを採用したのと同様に、そのユニットを搭載する。既存の4.4リッターV8ユニットは5リッターへとスープアップされた。もちろん、単にジャガーのものをそのまま積んだのではなく、ランドローバーオリジナルといっていい改良が行われている。
     文字通り4世代目となる新型は、新エンジンとともにエクステリア、インテリアにも手が入っている。フロントグリルは“レンジ風”となり、兄弟車であることを強く意識させる。トップエンドのレンジローバーヴォーグと同スポーツという関係に近づいたといえるだろう。ただ、従来同様、このクルマは3列シートを装備する。その意味からも兄弟車の中で実用性の高さがウリとなることは明白だ。



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    外観とパッケージは従来車のイメージを継承。

     ディスカバリー4の目玉はエンジンである。そう思わせるのはエクステリアデザインやパッケージングに大きな変更がないからだ。その辺をチーフエンジニアに伺うと、「従来型を成功と捉えている」という返答となった。確かに、オールドスクールな初代からのパッケージングよりもそのイメージをガラリと変えた先代の方が北米で好評を得たようだ。
     では、今回どこが進化したかというと、フロントエンドとリアエンドが印象を変えている。ヘッドライトはユニットがリデザインされ、LEDのポジションランプが追加された。また、後方ではストップランプとテールライトにもLEDを採用する。グリルは見た目通りレンジローバー風。シンプルな横棒で構成されるデザインとはオサラバとなった。さらに、フロントバンパーには冷却用の大きな開口部が設けられる。これは大排気量エンジンを積む証といえるかもしれない。
     ホイールは従来の7スポーク19インチに加え、新デザインの7ツインスポークが用意される。そして今回はオプションで20インチを選べるのがニュース。



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    質感がグッと増したインテリア。

     ドアを開けドライバーズシートに座ると、じつはこのクルマがかなり新しくなっていることがわかる。従来の質実剛健的なダッシュパネルは、高級感のある落ち着いたデザインにアップグレードされた。具体的には、ストンと落ちていたエアコンなどのスイッチボードがセンターコンソールへと滑らかに続くデザインとなり、ウッドパネルなどを上品に配している。タッチパネル式のモニターを含め高級サルーンといった趣きだ。
     そして細部の素材は従来までプラスチッキーだったものが見直され、質感を高めている。彼らはそれを“インテリアの革命”とまでアピールしていた。おもしろいのはアルミ?と思わせる部分。そこはフェイクであったが、触ってもわからないほどよくできている。 新しくなったインテリアで変わらないのがコマンドポジションと呼ばれるドラポジ。高い位置から見下ろすようなそれはオフロードの見切りをよくするためのもの。クルマが進化してもその流儀は不変であった。シートレイアウトは2/3の5名乗車と2/3/2の7名乗車がある。日本仕様は未定のようだが、従来通り後者となると思われる。



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    パワーと高い環境性能を有する新エンジン。

     5リッターに排気量アップされた新エンジンは、4.4リッター時に対してパワーで25パーセント、トルクで16パーセント上がった。数値的には最高出力は375ps、最大トルクは510Nmとなる。同クラスのライバルに対して十分張り合える数値であることはいわずもがなだ。
     が、ここで忘れてならないのは、このユニットは同時に環境エンジンでもあること。従来比で燃費は7パーセント向上、さらにCO2排出量も8パーセント低減させている。これはヘッドまわりを見直し、直噴化することで燃焼効率を上げた結果である。ちなみに、このナリにして時速0-100km加速7.9秒というのも驚きだ。
     そこで実際の走りだが、快適性の向上を感じた。堅牢なボディと比較的高めのダンパーながら、段差に対しあたりはソフトで、バネ下ですべてを吸収してくれる。19インチとのマッチングもいいのか、ゴリゴリしたところは一切ない。また、ダンパーを電子制御することでコーナリングはフラットライドを実現する。これにより高速走行を含めドライバーは大きなボディに気を使うことなくハンドリングを楽しめるのがいい。



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    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    さらに磨きがかかったオフロード・アシストデバイス。

     ディスカバリーはランドローバーファミリーの中でもオフロードに特化したモデルに位置する。レンジローバーヴォーグとは異なる、フレームをビルトインしたシャシを持つからだ。そのため、オフロード走行時のねじれや曲げといった部分で剛性はものすごく高い。
     そんなランドローバーだけに、彼らは今回テレインレスポンスとヒルディセントコントロールをさらに進化させていた。テレインレスポンスでは砂地を脱出するローンチコントロール追加、ヒルディセントでは下りはじめ速度をより緻密にコントロールする制御を設けた。オフロード乗りにとってもはや「過保護」ともいえる装備だが、あると便利なのは今回のテストドライブでも体感した。これだけのサイズと車重をデフをガリガリいわせながら前へ押し進めるのだから文句のつけようがない。このタフさはランドローバーの意地とでもいえそうだ。
     こうしたオフロード体験を彼らは“ランドローバー・エクスペリエンス”というカタチでユーザーに提供している。数年前ファクトリーに隣接するそれを体験したことがあるが、じつにユニークでためになるものだった。














    テーマ :
    ジャンル : 車・バイク

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