日産フェアレディZは本当に妥協していないのか?
妥協知らずのスポーツカー、
日産フェアレディZ
フルモデルチェンジを遂げた新しい“Z”
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ハイパフォーマンス、ハイデザイン、ハイバリューという初代から脈々と続いてきた“Z-ness”をベースに、革新的な“New-ness”を上乗せして、フルモデルチェンジを遂げた新しい。スポーツカーが本来持っている楽しさや、人生にもたらす歓びを体感できるように、あらゆるクオリティを躍進させている。
%26gt;%26gt;日本が世界に誇れるスポーツカーの筆頭
妥協知らずのスポーツカー、
日産フェアレディZ
フルモデルチェンジを遂げた新しい“Z”
走る歓び
PLEASURE OF RUNNING
NISSAN FAIRLADY Z
Color_PREMIUM ULTIMATE YELLOW/Engine_VQ37VHR
走る人が増えているという。3月22日開催の「東京マラソン2009」には3万5000人の出場枠に対し、過去最高の26万人以上が応募。およそ7.5倍という高い倍率となった。
人はなぜ走るのか。スリミング効果はもちろん、血液の巡りが良くなって毛細血管が増え、全身のスタミナは向上、脳細胞も活性化して記憶力まで高まると言われている。さらに、ストレスが発散できて精神的にも健康になる上、自己効力感も強化される。目標に達することができるという自信がつき、仕事でもプライベートでもポジティブに取り組めるようになるのだ。だから人は、走る度にさらに走りたくなっていく。
では、クルマを操って走ることでは何を得られるのだろうか。スピードの中に身を置く高揚感、日常からエスケープできる解放感、人間の能力をはるかに超えた存在をコントロールしているという自尊心……。いずれにせよ、クルマで走ること自体に歓びがあるのは明らかである。そして、それを感じることのできる究極の形態がスポーツカーであり、日本が世界に誇れるスポーツカーの筆頭がなのだ。
%26gt;%26gt;プレミアが付くほど人気だった初代「S30」
妥協知らずのスポーツカー、
日産フェアレディZ
フルモデルチェンジを遂げた新しい“Z”
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初代の「S30」が誕生したのは40年も前のこと。プレミアが付くほど人気を高め、その後も順調に発展していったが、一時は製造中止の憂き目あった。実は今回紹介する「Z34」において、復活してから初めてのフルモデルチェンジを果たしている。そして、そうした歴史があったからこその存在意義が明確になった。「すべては走りのために」。コンセプトはこのひと言に集約された。あらゆる面を追求し、スポーツカーとしてのクオリティを一気にジャンプさせたのだ。
パフォーマンスはもちろん、エクステリアからインテリア、ディテールに至るまで妥協のない作りを徹底しているが、もっとも象徴的なのは“ショートホイールベース化”への挑戦だろう。従来までのプラットフォームでは改善の余地がないと判断し、100ミリも短縮しているのだ。その結果、ダンスするように小回りの利く走りを獲得した。ただしそれは、不安定になるという意味でもある。そこで、操作に瞬時に反応できる“レスポンス”、クルマの挙動が予測しやすい“リニア”、不安を与えず快適な“ステイブル”を徹底することで安定性を引き出している。
全長×全幅×全高:4,250×1,845×1,315。プレミアムアルティメイトイエローのほか、情熱的なバイブラントレッド、晴朗なプレミアムルマンブルー、ラグジュアリーなモノトーン系の計8色をラインナップ。内包するエンジンの圧倒的パフォーマンスを魅せつけるFRらしいプロポーションがダイナミックで妖艶 【車体標準価格¥3,622,500~】
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%26gt;%26gt;アスリートのような力強さと磨き上げた美しいフォルム
妥協知らずのスポーツカー、
日産フェアレディZ
フルモデルチェンジを遂げた新しい“Z”
“軽量化”も特徴のひとつだ。その秘密は、エンジンフード、ドアパネル、バックドアのアルミ化と、車体構造の最適化にある。安全性の強化と装備の充実を図りながらも、従来型とほぼ同じ重量に抑えることに成功したのだ。
また、VVELを採用したVQ37VHRエンジンを搭載。スペックを超えたフィーリングにまで配慮した姿勢が表れている。
さらに、トランスミッションにも走りを楽しめる工夫が見られる。シフト操作に応じてエンジンの回転数を最適に制御する、世界初のシンクロレブコントロール付き6速マニュアル。MTのようなダイレクト感や世界トップクラスの変速レスポンスが体感できるマニュアルモード付き7速オートマチック。そのふたつから選択することができる。
走りのために鍛え上げたアスリートのような力強さに加え、磨き上げたジュエリーのような美しさを備えたフォルムも魅力的。それは決して、偶然鉱山から掘り出されたものではない。チーフ・プロダクト・スペシャリストの湯川伸次郎氏は語る。「スポーツカーがもたらす走りの楽しさ、人生のひと時を歓びで満たしてくれるこの“Z”に、最大の愛情と技術を注ぎ込みました」。つまりは、スポーツカーとしての走りを追求した情熱の結晶だからこそ、美しいのである。
力強さと扱いやすさを兼備し、高回転まで滑らかに噴け上がる伸びの良さが特徴のVQ37VHRエンジン。あらゆる回転域でバルブ作動角とリフト量を自由に設定できる「VVEL」を搭載し、チューニング幅も拡大
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スペアタイアに取り付けたウーファBOX。Boseとの共同開発で、実際以上に広く感じられる音場空間や、豊かな低音を実現
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今回の新型のチャームポイントのひとつ、気分を盛り上げるエンブレム一体型サイドターンランプ
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大型3連メーターの視認性を高めるため、リム形状の一部を微妙に膨らませたステアリング。ドライビングへの拘りの証しだ
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大きな荷物が積みやすくなったラゲッジルーム。インテリア内にも、使い勝手の良さを一段と向上させるための工夫が盛り込まれている
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ハイビームとロービームを同一のキセノンバルブで照射するバイキセノンヘッドランプ。そこからウエストへ、アーチを描きながら駆け抜けるラインがアイコニック
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%26gt;%26gt;日産フェアレディZ 公式ウェブサイト
%26gt;%26gt;日産フェアレディZの自動車カタログ
Photographs : KIYOSHI TANAKA (juice %26 juicy)
Text : MASAHIKO TAIRA (PoP)
Special Thanks : TETSUHISA OKUDA (JPH NEXT)
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%26gt;%26gt;力強さと扱いやすさを兼備するVQ37VHRエンジン
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力強さと扱いやすさを兼備し、高回転まで滑らかに噴け上がる伸びの良さが特徴のVQ37VHRエンジン。あらゆる回転域でバルブ作動角とリフト量を自由に設定できる「VVEL」を搭載し、チューニング幅も拡大
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%26gt;%26gt;Boseとの共同開発したウーファBOX
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スペアタイアに取り付けたウーファBOX。Boseとの共同開発で、実際以上に広く感じられる音場空間や、豊かな低音を実現
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%26gt;%26gt;エンブレム一体型サイドターンランプ
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フルモデルチェンジを遂げた新しい“Z”
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今回の新型のチャームポイントのひとつ、気分を盛り上げるエンブレム一体型サイドターンランプ
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%26gt;%26gt;大型3連メーターの視認性を高めたステアリング
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大型3連メーターの視認性を高めるため、リム形状の一部を微妙に膨らませたステアリング。ドライビングへの拘りの証しだ
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%26gt;%26gt;大きな荷物が積みやすくなったラゲッジルーム
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大きな荷物が積みやすくなったラゲッジルーム。インテリア内にも、使い勝手の良さを一段と向上させるための工夫が盛り込まれている
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%26gt;%26gt;バイキセノンヘッドランプ
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フルモデルチェンジを遂げた新しい“Z”
ハイビームとロービームを同一のキセノンバルブで照射するバイキセノンヘッドランプ。そこからウエストへ、アーチを描きながら駆け抜けるラインがアイコニック
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