一味違ったクルマレビューで、欲しい車を研究しよう!
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
M.E.でお馴染みの皆様は実は聞いてみるとクルマ好きが多かったりするわけです。ならば、と今回はそんなかたがたに今、「欲しい」クルマを取材。実際に乗って、語っていただきました。というわけで専門誌とはちょっと違うクルマレビューをご覧ください。
今まで所有したクルマは50台以上!
音楽プロデューサー兼モータージャーナリスト
松任谷正隆さん
松任谷さんが選んだのが、フランス産の快速小型車。「バランスが大事」という松任谷さんがこちらを選んだ理由とは?
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今もガレージには数多くの愛車が鎮座します
ヤマノ アンド アソシエイツCEO
山野エミールさん
根っからのクルマ好きである山野さん。現在もランチア ストラトスなど数多くのクルマを所有しています。
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クルマは英国車の右ハンのみ!
エスディーアイ代表取締役
藤枝大嗣さん
インコテックスやイザイアを扱うエスディーアイ代表。ご自身はレンジローバーを4台乗り継いでいる大の英国車党。
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購入前には必ずクルマと写真を撮ります
ファッションディレクター
青柳光則さん
ファッションと同じくクルマも大好きでポルシェ911、ルノー エクスプレスなど数々のクルマの所有歴あり。
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洋服番長はクルマも大好きでした
ビームス クリエイティブディレクター
中村達也さん
本当にいろいろとお世話になっているM.E.のご意見番。現在の愛車は2004年式のアウディA3。
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美しいクルマが大好物です
ベイクルーズ 取締役CMO
和田 健さん
エディフィスやジャーナルスタンダードなどを展開するベイクルーズの取締役。現在の愛車はBMWの335i。
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今も昔も大好物は英国車
ギルド オブ クラフツ代表
山口千尋さん
M.E.でもお馴染みの手製靴メーカー、ギルドの代表。英国車が好きで愛車のMGはなんと10年乗られているといいます。
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気になるのは費用対効果と押し出し
MEN%26#39;S EX前編集長
松尾健太郎
前編集長。洋服も好きですが動くものも好き。愛車はメルセデスのCLSとトライアンフのボンネビルとベスパのET3。
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最近欲しいのは2人乗り。何故なら……
MEN%26#39;S EX編集長
中里 靖
現編集長。オープンカーが大好きで現在の愛車はメルセデスのW124のカブリオレ。ホンダのビートの所有歴もあり。
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MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;動力性能、デザイン、パッケージ、すべてのバランスが最高
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. 3ドアハッチですが使い勝手はかなり良好
2. コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベマン×ブルックス ブラザーズの紺ジャケ
3. 1.2Lとは思えないほど元気にまわるエンジン
4. 走って楽しく、苦手な場所も少ない
このクルマは「普段使いしたい」そうなので、スタイルも「意外に使用範囲が広い」という技あり紺ジャケにデニムを合わせたもので。
その知名度さえも魅力のひとつです
M.E. トゥインゴGTってかなりレアな選択ですよね。小さくてキビキビしたクルマ、というのは、ある意味、松任谷さんらしいとも思えますが。
松任谷 確かにレアといえばレアかもしれません。しかし、真価はそこではありません。実はこのクルマはバランスがものすごくいいんです。
M.E. というと?
松任谷 まずパッケージがいい。こんなに小さいのに大人4人で乗ることができます。さらにハンドリングもいいし、動力性能も1.2リットルのエンジンと考えれば抜群です。乗り心地も、ほぼフラットで、デザインもご覧のようにかわいいときています。要するにすべてにおいて点数がいいんです。
M.E. 知名度は? こういってはなんですが、マイナーですよね。
松任谷 それもいいんじゃないですか。メジャーすぎないというか。そういうところも含めてトゥインゴGTは「バランスがいい」のです。本当に今一番欲しいクルマですね。
これでトゥインゴGTが欲しくなりました
1◇エンジンは1.2リットルながら100ps を発生。 2◇ボディサイズは全長3600×全幅1655×全高1470mmと非常にコンパクト。 3・4◇着座位置が高く運転しやすい前席や、リクライニングが可能な後席など、車内の快適性はかなり高いです。
トゥインゴGTはこんなクルマ
14年ぶりにモデルチェンジを行ったルノーのFFハッチバック。松任谷さんお気に入りのGTは1.2リットルターボエンジンを搭載した、快速仕様です。240万円
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;このインテリジェンスはほかでは絶対味わえない
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. ロロ・ピアーナのサマーニット
2. シンプルなのに見ていて楽しくなるデザイン
3. アイドリングストップするエコなエンジン
4. ジョン ロブのスエードスリッポン
「自然体のままで乗る」ということでロロ・ピアーナのサマーニットにロータのパンツのいでたち。上品ながら寛いだ雰囲気です。
今の時代背景にピタリと合った素晴らしい出来映え
山野 見ているだけで楽しくなるし、とにかくインテリジェンスを感じさせてくれますよね。このスマートは。
M.E. そもそもこのクルマのコンセプトが生まれたのが30年以上前で、それも交通渋滞や燃料代の高騰などを予期して作られた、これだけでもインテリジェンスですよね。
山野 もともと京都の狭い路地を走るクルマが常に手元に欲しくて。このクルマはぴったりですよね、デザインもサイズ感も。さらにアイドリングストップ機能がついていて、環境を考えている点も素晴らしい。
M.E. サイズ感だけなら他の選択肢もありますよね?
山野 国産車にもこの手のクルマはあるし、確かに出来もいい。でも味気ないし、楽しさも薄いんですよね。その点、このクルマはデザインと技術がマッチしているし、見ているだけで楽しくなるじゃないですか。そういう作り手の心意気を感じられることって、とても大事だと思いますよ。
これでフォーツー mhdが欲しくなりました
1◇アイドリングストップ機能はスイッチ操作でオフにすることも可能。2◇シンプルなデザインのスイッチ類。3・4◇車内は意外なほど広いので「運転中も快適」だそうです。
フォーツー mhdはこんなクルマ
輸入車初のアイドリングストップ装置を搭載した2人乗りのマイクロコンパクトカーで燃費は23km/リットル。洗練されたデザインも特徴的です。184万円~
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;旧きデザインを残した完璧なフォルム
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. フランキジアのM-65をさらっと羽織ります
2. 普段使いに丁度いいボディサイズ
3. 往年のデザインがうまく復活しています
4. 足元はCARSHOEのスリッポン
運転も楽しいクルマですから装いもそれを意識して。フランキジアのM-65にインコテックスのカラーパンツで、爽やかな雰囲気に。
鮮やかな赤で乗りこなしたくなるお気に入りの一台
M.E. 英国車党の藤枝さんですが、これを選んだ理由もそこですか?
藤枝 それもあります。ずっとレンジローバーを乗り継いできましたし。ただ、このミニ クラブマンは展示車両を見てから気になっていたんです。もともと木枠を使った旧いクラブマンの印象が強くて、大好きだったんですよ。
このクルマはそのイメージをうまく残していますよね。BMW製といえどもやはり英国車だな、と。大きさも意外と小さいし、それでいて荷物は結構詰めるから使い勝手もいいですよね。
M.E. 特徴の観音開きや走ってみた印象はどうでしょう?
藤枝 観音開きはよく考えているなぁと感心しています。テールランプを残して開く所とか。運転してもいいですね。小さくて運転しやすいですし、シートの座り心地も素敵ですね。これなら長距離でも大丈夫そうです。
M.E. どんな色で乗りたいですか?
藤枝 鮮やかな赤か濃紺かな。きっと服選びも楽しくなると思いますよ。
これでクラブマンが欲しくなりました
1◇昔の雰囲気を今風にアレンジした車内。2◇前席はもちろん後席も居住性十分。3◇観音開き式のラゲッジルームは積載量も十分。4◇ゴーカートのよう、といわれる走行感覚はクラブマンでも健在。
クラブマンはこんなクルマ
ミニ待望のワゴンモデル。運転席側が2枚ドアとなっており、使い勝手がよくなっています。観音開きのリアゲートもポイントです。276万円~
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;仕事グルマとして自分の雰囲気にフィットする
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. エンジニアードガーメンツのセットアップ
2. 運転する自分の姿が似合うかどうかも重要
3. パワフルな加速と利きのいいブレーキ
4. ボッテガ・ヴェネタのサドルシューズ
エンジニアードガーメンツのセットアップにブルックス ブラザーズのBDシャツ。カジュアルながらも品あり、がBクラスにマッチ。
クルマの横に立ってみてその姿が似合うかが重要
M.E. 現在お乗りのEクラスからの乗り換え候補でBクラスをお考えと?
青柳 都内で乗るのにサイズが手頃で、エンジンもパワフル。アイポイントが高いおかげで運転もしやすい。仕事柄、洋服のリースなどで荷物が多くなりがちですけど、荷室の容量も十分ですし。あとは自分に合うかの確認だけですね。
M.E. 何を確認されるんですか?
青柳 自分がクルマの横に立った写真を撮って、その印象を自分が気に入るかどうかの確認です。あと、他人からどう見えるか、この人らしいクルマだなって思ってもらえるかどうか、も重要ですよね。やはり印象は大事ですから。その条件が揃わないとどんな気に入ったクルマでも買いません。
M.E. Bクラスはどうですか?
青柳 予想はしていましたけど、バッチリですね。ボディはブラックがいいですね。スポーツパッケージとかでもいいかなぁ。仕事用として考えているから、今日みたいないつも通りの自分のスタイルで乗りたいですね。
これでBクラスが欲しくなりました
1◇仕事柄、荷物の多い青柳さんにとっても荷室の広さや作りは「合格点」。2◇高めのアイポイントで、「運転しやすさも満点」とか。3◇余裕のある室内空間。シートの座り心地も◎。4◇グラマラスなデザインもお気に入りのポイント。
Bクラスはこんなクルマ
コンパクトなサイズながらもメルセデスらしい堅牢な作りが特徴のモデル。サンドイッチコンセプトが実現する高い安全性も魅力です。299万円~
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;ブランドイメージもクルマのデザインも素晴らしい
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. 特にリアのデザイン処理がお気に入り
2. ドルモアのサマーニットをアクセントに
3. レスポンス良好でしかも静かなエンジン
4. サントーニのネイビースエードシューズ
ビームスFのシャツにヤコブ コーエンのデニム、ドルモアのニットで旬のブルーのグラデーションのスタイルを構築しました。
踏まなくても走るから、逆に静かです
M.E. 選択肢の多いハッチバックでこのクルマを選ぶ理由は何ですか?
中村 実は2004年式のA3に乗っているんです。だから現行モデルのカタチが気になっていて……。実際に運転してみるといいですね。走りも、アウディらしいデザインも、内装の細かい所の質感も。あとアウディのイメージ自体も好きなんですよ。
M.E. どんなイメージですか?
中村 まずはインテリジェンスがあるところです。決して派手ではないのですが、地味すぎもしない。そんなアウディのもつバランスのよさに知性を感じます。さらに細部に至るまでの作りのよさ、これも魅力です。例えばスイッチの感触ひとつとっても感嘆させられますから。これはすごいですよね。
M.E. なるほど。
中村 実際、使い勝手の面でも取り回しは問題ありませんし、パワーのあるS3なら踏まなくても走るから、逆に静かだとわかりましたし。本当に欲しいですね。
これでS3スポーツバックが欲しくなりました
1◇中村さんも魅了したスポーティな走り。2◇先進的で精緻な作りの内装。3◇中村さんも賞賛するレザーシートの質感やデザイン。4◇「最初は違和感があった」というシングルフレームグリルですが、今はむしろお気に入りだそうです。
S3スポーツバックはこんなクルマ
A3ベースのハイパワーモデル。2リットルターボエンジンにクワトロシステムが組み合わされ、エクステリアも専用となります。515万円
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;セダンでスポーティな印象。そんな数少ない存在
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. ブラークの紺ジャケット
2. 品のよさを感じさせる内外装のデザイン
3. 静かなのに出足のいいパワフルなエンジン
4. レペットのエナメルシューズ
ブラークの紺ジャケットにインコテックスのグレイパンツ、レペットのエナメルシューズという肩肘を張らないスタイルがクルマの雰囲気にぴったり合います。
すべてにおいて感じる大人のエレガンス
M.E. マセラティのセダン、クアトロポルテです。
和田 僕はこういうセダンといえども、ツヤのあるクルマはスーツで固めないほうがいいと思うんです。ジャケパンで肩肘を張らないような。
M.E. なるほど。固めすぎると、逆にはまっちゃうという感じですね。で、実際に運転していかがでしたか?
和田 あらゆる部分から大人のエレガンスを感じさせてくれるクルマですね。ボディのデザインもそうだし、エンジンのデザインにだって品のよさを感じます。サイズは思ったより大きいと感じましたが、ただそういう印象をもっただけ。エンジンがスムーズだから運転のしにくさとか、重さは感じませんでした。全体的には乗る前にもっていたイメージ通り、いやイメージ以上に素晴らしいクルマでした。
M.E. どんな色で乗りましょうか?
和田 この色がいいかもしれません。ストイックで素敵だと思いますよ。前に出て戦う感じがしますから。
これでクワトロポルテが欲しくなりました
1◇全長5m超の体躯ですが和田さん曰く「取り回しは意外にラク」。もちろん走って「楽しい」そうです。2◇内装の色やデザインも独自の世界観で統一。3◇ベースグレードのエンジンは400psを誇る4.2リットル V8。4◇艶やかさと上品さを併せもつ内装。
クワトロポルテはこんなクルマ
ピニンファリーナが手がけた見た目の麗しさはもちろん、スポーツカー並みの走りも自慢です。1460万円~
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;長く乗り続けることができる性能と質感がある
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. サイズは大きいですが、実は運転しやすし
2. イデムのフィールドジャケットで上品かつ活動的な雰囲気に
3. これぞレンジローバーの極上の乗り心地
4. エンボス加工が施されたギルドのシューズ
フィールドジャケットとパンツはイデムでシューズはギルド。全体的に明るめの色調で、活動的で品のあるスタイルになっています。
セダンの感覚で乗れる大きさを感じさせないSUV
M.E. MGオーナーである山口さんだけに、この選択はわかる気がします。
山口 一般的にも知られていて、見る人が見ればわかる。そんなレンジのブランドイメージは昔から好きなんです。
M.E. どんな格好で乗りますか? 特に靴とか。
山口 ラフすぎず、カッチリしすぎないほうが似合うと思います。今日履いている靴はギルドのもので、エンボス処理にちょっとこだわって作ったものなんです。ドライビングシューズより、ある程度底の厚いはき慣れた靴のほうが個人的には運転しやすいんですよ。
M.E. 乗ってみての印象はどうですか? どんな風に乗りこなしますか?
山口 四角い分サイズ感もわかるし、運転しやすいですね。内装も初代の雰囲気に近づいている気がします。仕事上、お客さんを送迎することが多いので、この乗り心地のよさは、そういう用途にも適していると思います。水色や黄色の服をよく着るので、明るいボディカラーで乗りたいですね。
これでレンジローバーが欲しくなりました
1◇内装の作りも豪華そのもの。アイポイントが高いので運転もしやすくなっています。2◇トルクフルなエンジンは使いやすし。3・4◇6速A/Tとエアサスを組み合わせた極上の乗り味は「まさしくレンジローバー」です。
レンジローバーはこんなクルマ
本格的なオフロード性能を持ち合わせた、歴史あるSUV。乗り心地や内装などはまさに高級車として仕立てられています。1300万円~
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;このサイズのメルセデスがこの値段で手に入る
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. ジャケパン+タイで品よく、が似合います
2. お得感満載の大きなエンブレム
3. ヤコブ コーエンのホワイトデニム
4. 運転しやすいからボディの長さも気になりません
イザイアのジャケットにオリアンのシャツ、そしてヤコブ コーエンのホワイトデニムを合わせて程よく上品な装いに仕立てています。
まぎれもなくメルセデス・ベンツ
M.E. 1世代前のVクラスにも乗っていましたよね。
松尾 うん。犬を乗せたり、キャンプしたり、日曜大工なんかもしているから、ライフスタイルを考えると実は合っているんだよね。
M.E. で、こちらです。旧型と乗り比べてどうですか?
松尾 FFからFRになって、エンジンもパワーが上がって乗りやすくなっているよね。よく大きいといわれるけど、運転しやすいから大きさはそんなに気にならないかな。
M.E. どんな風に乗りますか? それと価格とかはどうでしょう?
松尾 乗ればわかるけど、まぎれもなくメルセデス・ベンツなんだよね。なのでジャージーとかラフすぎるとおかしいかな、と。ネクタイして乗るぐらいが丁度よいのかなと。449万円~の価格も実はかなり買い得感が高いと思う。だって、この大きさのメルセデスがこの値段で手に入るんだから。エンブレムも大きいしね
これでVクラスが欲しくなりました
1◇前モデルは片側だったスライドドアは両側になりさらに便利に。2◇大きなスリーポインテッドスター。3◇3列目シートもゆとり十分。4◇全幅1.9m超の巨体ながら「取り回しもよく運転はしやすい」そうです。
Vクラスはこんなクルマ
メルセデス・ベンツの手がけた7人乗りミニバン。両側スライドドアの採用、多彩なシートアレンジと使い勝手の高さが魅力です。449万円~
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;乗る楽しさを感じる自分に合った一台
借りた、乗った、こう思った!
「欲しい」クルマ大試乗会
1. 長袖ポロとショートパンツで寛ぎ感のある装い
2. 街中でも楽しくなれる軽快な走り
3. 無駄のない極めてシンプルなデザイン
4. スエードスリッポンでお気楽に
ラコステの長袖ポロにリネンのショートパンツ。さらにスエードのスリッポンを裸足で履いて気分は「爽やかな夏」です。
ひとりこそが楽しい究極のパーソナルカー
M.E. ものすごく個性的で主張の強い一台を選びましたね。どうでした?
中里 乗る前はもっとクセが強い、とんがった印象がありましたけど、乗ってみて全然変わりました。運転が楽しいのは予想通りでしたが、運転がしやすかったのが、嬉しい発見。作りがシンプルで余計な装飾品がついてないところも好みですね。
M.E. 乗り降りとか重いステアリングとかは気になりませんか?
中里 ステアリングは気になりませんでした。乗降性はそれも含めて個性なのかなと。「乗り降り」でなく「乗り込む」感じで運転をするぞ!って気分になるところがいいです。モロモロ含めて同乗者のことはあんまり考えない、いうなれば究極のパーソナルカー。
M.E. だからですか、今日はラフな感じですよね?
中里 こういうクルマにはラフな感じのほうがバランスがいい。今はラコステのポロシャツを選んでますがTシャツと短パンでもいいと思いますよ。
これでエリーゼSが欲しくなりました
1◇とにかく扱いやすい5速M/T。街乗りも苦にしません。2◇余計な演出や装備のないシンプルな内装。3◇全長3800mmで車重890kg。このサイズと軽さが軽快な走りを生みます。4◇歴史ある「ロータス」の名前。そのイメージも大きなプラス要素です。
エリーゼSはこんなクルマ
「世界最速のコーナリングマシン」と呼ばれるスポーツモデル。アルミ製モノコックボディを採用し、走る楽しさを再認識させてくれます。479万円
河野敦樹、小澤達也、岡田ナツ子●撮影
室井 凡●取材・文
MEN%26#39;S EX09年7月号より