人気のメルセデス Gクラスが誕生して30年!
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Gクラスが誕生して30年!
恐らく一度は目にしたことがあるであろう、メルセデスのGクラス。このクルマが登場30周年となる今年、お色直しをしました。機能美あふれるデザインをさらに磨き上げることで生まれたこちら。まずはじっくりご覧ください。
祝30周年!を迎えた唯一無二の存在
1979年にGクラスが登場して30年。現在のモデルは世代的には3代目にあたるのですが、特筆すべきは、その車体構造の根本が変わっていないということ。開発当初、いかに優れた設計がなされていたかわかります。ラインナップは写真のG 550 ロングとG 55 AMG ロングの2種類。
%26gt;%26gt;MERCEDES-BENZの自動車カタログ
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;お色直しのパーツはどこ?
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Gクラスが誕生して30年!
フロント回りのデザイン変更で懐かしい顔つきに
写真でおわかりになると思いますが、昨年まではルーバーが7本でした。対して下の写真が発売当初のもの。今回のお色直しは、この登場当初のものをイメージしているとか。
細部は変わりましたが、デザインの根本は変わりません
Gクラスが今なお高い人気を誇っている理由、それは機能美にあふれたデザインでしょう。そんな無骨さが、色気を生むようなデザインは今も変わらず、これも唯一無二の理由です。
さらに快適に高級になったインテリア
HDDナビや地デジ対応テレビ、さらにオーディオ機能までも統合して操作可能なコマンドシステムが標準装備。Gクラスは使い勝手のよさも、しっかりと手に入れています。
なんと一気に91psアップです
もちろん今回のお色直しは懐古趣味なだけではありません。写真のG 550 ロングには最新のV8エンジンが採用。結果、最高出力はなんと91psアップの387psとなっているのです。
MEN%26#39;S EX09年7月号より
%26gt;%26gt;高級さと無骨さがうまく調和しております
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Gクラスが誕生して30年!
中谷正史 MEN%26#39;S EXクルマ担当
クルマにさほど興味がなくても、多くのかたが写真のクルマを見た覚えはあるんじゃないでしょうか。そう、このクルマこそ、メルセデスのGクラスです。「ゲレンデヴァーゲン」の名で親しまれているこのモデルですが、その登場は1979年にまで遡ることができます。つまり今年で誕生30周年。……というわけでそれを記念して、Gクラスが大幅な進化を遂げました。この進化、もちろんエンジンや内装にも及ぶものですが、やはりわかりやすいのはフロントの造形。ルーバーが3本のものに変更されているのです。実はこちら、30年前に登場した当時のGクラスをイメージしたものなんだとか。確かにGクラスが本来もっていた道具っぽい無骨さと、高級さがうま~く合わさった雰囲気になっているのがおわかりになるんじゃないでしょうか。
そして実際に乗ってみると……、一見無骨な顔つきからは想像できないほど乗り心地がスイートなんです。恐らく改良に改良を重ねられることによって、初めて可能になったんでしょうが、Gクラスの乗り心地は高級SUV、セダンなんかと較べてみても遜色ありません。お世話になっている某自動車専門誌編集長も「メルセデスのクルマの中でこれの乗り心地が一番好き」とおっしゃっていましたし。これぞ30年間磨き続けられてきたクルマだけが持つ凄みというんでしょうか。
その成り立ち、実力から孤高の存在となっているGクラス。登場して30年を経ても進化をし続けることで、その「唯一無二」具合はさらに進化しているようです。
MEN%26#39;S EX09年7月号より