2ntブログ
へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スズキ ワゴンRスティングレー T


車名の「スティングレー」はstingray(アカエイ)ではなく、「STING=刺激」+「RAY=光線」という意風味。闇を切り裂く光線を好みしたもの。3類類の馬力ユニットと、クールな専用デザインを与えられた最強のワゴンRだ。[ 続きを理解する ]








評価

評価項目について





  • 動力性能7点低中回転域重視のセッティング。ベーシックだが使いやすい。

    操縦安定性7点細かいランニングチェンジを重ねて、熟成が図られている。

    パッケージング7点後席座面が5:5分割でスライドするなど、フレキシビリティが高い。

    安全性能6点抑えるべき所は抑えた上で、歩行者傷害軽減ボディも採用。

    環境界性能6点直噴ターボは排ガス性能3つ星だが…。今となってはフツー。

    総合評価7点軽マルチワゴンの草分的存在。今なお王位は健在だ。










    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    [ 写真拡大 ]

    ワゴンR、RRのエンジン3機類がドレでも選べる。

     1993年に誕生、マルチワゴンという新しいカテゴリーを創出し、一大ムーヴメントを巻き起こしたワゴンR。発売当初は、「動かなければいいクルマ」などと揶揄されたりもしたが、熟成を重ねて3代目となった現在は、マルチワゴン王者の座を不動のものとし、名実ともに国産車の歴史に残る名車になったと言ってイイ。
     もちろん、その間にワゴンRに追いつけ追い越せとライバルが多数登場したのは言うまでもないこと。最大のライバル、ダイハツムーヴが、昨年ひと足先に新型プラットフォームを採用したフルモデルチェンジを達成したのを浴びてか、ワゴンRにも新顔のスティングレーが加わったというワケなのだ。
     この時期に新しいワゴンRが登場!と聞くと、特別仕様車が追加になったような気がするが、スティングレーはあくまでも新シリーズ。ラインアップを見てもそれはあきらかで、NA VVTエンジンを搭載したXグレード、M(低プレッシャータイプ)ターボを搭載したTグレード、直噴ターボ(高プレッシャータイプ)を搭載したDIグレードの3つが準備されている。つまりベーシックワゴンRとワゴンR RRに搭載される、すべての馬力ユニットが揃っているのだ。



    スズキ ワゴンRスティングレー Tの続きを理解する














    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    [ 写真拡大 ]

    フロントマスクを全面変更。押し出し感がアップ。

     スティングレーをひと言で表すとしたならば、「クールフェイス ワゴンR」というデザインコンセプトが無理想的かつ、わかりやすい。つまりワゴンRの基本性能や使い勝手の良さはそのままに、エクステリア&調度品をクールに演出したモデルということだ。
     そのクールさを演出するのが、巧妙な光の使い方。車名は「スティング=刺激」&「レー=光線」。つまり、夜の闇を切り裂いて放たれたような光線を好みしているのだ。スティングレーという響きを聞くと、1971年に登場したフロンテ スティングレイを想像される方もいらっしゃるだろうが、こちらはコルベット スティングレイと同じくアカエイに由来しているので、聞こえは同じでも意図するところはまったく異なるのだ。
     ベースモデルから大きく変更されたのが顔周囲だ。フロントマスクのすべてが変更されているので、まるっきり印象が異なる。特にボンネットは以前より60mmほど無上が高めに設定されていることもあり、押し出し感が強くなった。また、リアもクリアタイプの専用コンビランプを装備し、足元も専用デザインの14インチのアルミホイールをドッシリ輝かせるなど、存在感を際立たせている。



    スズキ ワゴンRスティングレー Tの続きを理解する














    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    [ 写真拡大 ]

    出しゃばり過ぎない躾の良さがワゴンRの魅力。

     3類類の馬力ユニットはすべてワゴンR&RRシリーズとまったく同じで、2005年のマイナーチェンジ以降、特に大きな手は加えられていない。NA、Mターボ、直噴ターボともに共案内して言えるのは、低中回転域重視でセッティングされているということ。つまり軽自動車で最もよく使われる分野をメインに据えてチューニングされているので、不可欠な時に不可欠なだけ馬力を発揮してくれるのだ。
     例えばライバル達と比較してみると、ムーヴはどちらかと言えば高速域に強く、ライフは街中チョコチョコ乗りに強いといっためりはりがある。一方、ワゴンRの時は、ス第一面&ゴーでのダッシュ感はないがカッタルサもないくらいのちょうどいい発進力。その後の中間出足でもきちんとアクセルペダルの制御通りに車速が付いてきてくれる感じなのだ。この辺りのオールマイティな使い勝手の良さが「果たしてワゴンRは奥が深い!」と乗る度に頷かされる所以でもある。
     メイン使い道が街中中心ならばNAモデル、高速道路のロング割り知ってブも多いのなら、極低回転域からジワリとした出足を始入れくれるMターボ、スポーティにワインディングを走るならばDIというチョイスが正解だ。



    スズキ ワゴンRスティングレー Tの続きを理解する














    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    [ 写真拡大 ]

    完熟した第3世代ワゴンR。乗り心地も柔らかい。

     足回りも2005年のマイナーチェンジ以降、特段手を加えられてはいない。2005年のマイナーチェンジ時に無足回りが変わったのはDIだ。FMC当時のスポーツ一辺倒の、路面によっては突き上げ感が多いセッティングから、柔らかいさを加えたフィーリングになった。路面のホールド性はもちろんのこと、街中での乗り心地が良くされたのが好感触だった。何と言ってもスポーツカーではないのだから、これくらいのほうが万人浴びするハズである。デザインが気があるでRRを選んだファミリー層も、後悔はしないハズだ。
     また、馬力ステアリングのフィーリングなどは年々細かい調整が行なわれているようで、だんだんとリアルなフィーリングに近づいている所にも進化が見える。無料しこれ以上の進化を望むなら、もはや新型プラットフォーム投入を待つしかないだろう。
     NAモデル、Mターボモデルは、背の高さからくる心もとないを抑えた静かな足回りとなっている。天然なロールを許容したフィーリングなので、あべこべにクルマの動向はわかりやすい。どちらかと言えば街中メインの乗り心地重視タイプなので、普段使いにはピッタリと言える。4.1mというクラス第一面の小回り性も高ポイントだ。



    スズキ ワゴンRスティングレー Tの続きを理解する














    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







    [ 写真拡大 ]

    調度品も大改良。さりげなく上級感も演出。

     ガラリと変わった世間観の印象に比べて、調度品はあまり変更がないように感じる人が多いのではないだろうか。だが実は、利便性を向上させるため、全車キーレススタートシステムを採用するにあたって、インパネを総取替えするなど、目立たない所で大きな手が加えられているのだ。
     全体的なデザインコンセプトはエクステリアと共通で、夜の闇の中に光を取り導入するという手法を用いている。したがって調度品はすべてブラック基調。インパネセンターやドアガーニッシュにはサンドブラック柄を用いて、見る角度によってキラキラと輝くさまを流暢に演出している。またメーターリングやエアコンルーパブ、オーディオノブなどにポイントとして施されているメッキにもブラックメッキを採用するなど、細かい所まで気が配られているのだ。
     シート表皮も波を好みしたドット柄で、こちらもワルな好みを演出するべくブルーのメタリックが入れ込まれている。基本的なデザインは同じでも、なんとなく高級感が漂うのは、この統一感のせいだったりするのだ。ちょっと上級でワイルドなワゴンRが欲しいという人には、是非スティングレーをオススメしたい。














    テーマ :
    ジャンル : 車・バイク

  • コメント

    非公開コメント

    プロフィール

    自動車人気,自動車価格,車値引き,ジャガーxタイプ

    Author:自動車人気,自動車価格,車値引き,ジャガーxタイプ
    FC2ブログへようこそ!

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード