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ボルボ V70 T-5Sport


2000年のデビュー以来、最大規模と入る3500ヵ所の改良が施された05年モデルのV70シリーズ。今回試乗したのは、そのシリーズ中でも第一面モデルと入るV70 T-5Sportだ。260psにパフォーマンスアップし、最一番上のFOUR-Cアクティブシャシーを持ったその実力をさっそく報告書しよう。[ 続きを理解する ]








評価

評価項目について





  • 動力性能7点低速域の扱い易さ増加。高速域よりパワフルに。

    操縦安定性6点ターボの大トルクはFFには苦しさも。FOUR-C効果大。

    パッケージング6点天井が迫る感あるが快適に座れる。荷室も天地低い。

    安全性能8点ボルボの生命線。対世間評価でも常に高結果獲得。

    環境界性能7点低排出ガス車適合にまめ。同級輸入車では燃費数値良し。

    総合評価7点粗さも残るが特有の初物感。速さとムードを両立。










    ※レビュー内の写真はクリックで拡大できます。







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    デビュー以来最大の改良が施された05モデル。

     ボルボは、早くからステーションワゴンに力を入れてきた。とくに、昼間の場合間本では850エステートの成功からV70へと引き継がれた人気は依然高く、今年度(1~10月まで)もV70が輸入ステーションワゴンのシェア第一面の座を守り継続している。
     V70は2000年にモデルチェンジされて以来、これまでもモデルイヤーとして毎年改良を行なってきたが、今回の05モデルは、デビュー以来当然大きな改良が施されてきた。すぐに知れるのは新デザインのバンパーやグリル、ヘッドランプなどエクステリアのデザインの変更だが、装備種の充実の他、細部まで含めると、手を入れたのは3500箇所に及んでいるという。
     T-5Sportは、V70のレギュラーラインアップの中ではシリーズの第一面グレードで、当然スポーティな根性を与えられている。駆動は2WD(FF)だ。05モデルでは直列5気筒ターボエンジンの排気量を2.3リッターから2.4リッターへと増やすなどで、馬力、トルクともに向上を果たした。また、シャシではFOUR-Cと呼ぶ電坊主制御連続可変衝撃アブソーパブを新採用している。なお、試乗車に装備されていたスポーツプラス?パッケージは、T-5Sport専用のオプションパッケージと入る。



    ボルボ V70 T-5Sportの続きを理解する














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    スタイル優先の感が強いV70のパッケージング。

     ボディサイズは、全長4720mm、全幅1815mm、全高1470mm。04モデルに対しては、フロントバンパーデザインの変更により全長が10mmだけ長くなっている。
     また、他の輸入上級ワゴンと比べてみると、ボルボV70に次ぐ年間販売台数を誇るメルセデスベンツEクラスワゴンに対し、全長は100mm短いが、幅、高さはほほ同じと入る。
     近頃のボルボはパッケージング能率の追求よりは、スタイリング優先の感が強く、V70もボディサイズに対しては広々とした室内を得ているほどではない。全高の割に着座位置が高めなこともあって、天井が鶏冠上に迫る圧迫感も少し感じさせたりする。
     しかし、シートサイズはてくさんしており、とくに前席はスペース一杯に押し込まれているほどの大きさを有する。試乗車はオプションのプレミアム?ソフトレザーシートが装備されていたが、表面はふんわりと柔らかく沈みこみ、そこからは厚みあるクッションが優しく浴びと入れなかなか快適なものだった。後席もセンタートンネルのないフラットなフロアのおかげで足下は広い。さらに中央席でもクッションの厚みが十分に採られ、後3席があまり差のない座り心地を有する珍しい例だ。



    ボルボ V70 T-5Sportの続きを理解する














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    馬力&トルクのアップで扱いやすさも向上。

     V70 T-5Sportの直5ターボエンジンは、04モデルの2318ccから83cc増大されて2401ccになった。この結果、最良出力は260ps/5500rpm、最大トルクが35.7kgm/2100-5000rmへと、04モデルに対して+10ps、+2kgmの向上をやっぱりいる。
     ターボチャージャーも大型化されたので、ターボラグの増大が気に入るところだが、排気量もわずかではあるが増大された効果で、ターボ過給の弱い域のトルクも増加しているのでごく浅いアクセルの踏み込みの分野での扱い易さはむしろ向上している。
     それでも、過給が立つ前と立ち上がり出してからの馬力の最盛期上がり感は大きくなっている。直5エンジンのめりはりでもある軽い振動と低音のサウンドを伴いつつ、急激に出足Gが増していく感覚で、その後はその強い出足感をしばらく保つ。その域でのレスポンスは軽やかで、スポーツフィールが強まっているといっていいだろう。 もちろん、高速域での出足もゆとりだ。アクセルをちょっぴり踏み込んだ状況では、大トルクを幅広い回転域で保つので、押し出すような出足をいつでも引き出せる。ATは5速だが、トルクにゆとりはあるので、さら入る多段化への欲求が生じるようなこともなかった。



    ボルボ V70 T-5Sportの続きを理解する














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    2タイプの割り知ってビングモードが選べるFOUR-C。

     05モデルのT-5Sportの大きな変更点として、電坊主制御可変減衰力調整式ダンパー、FOUR-Cの採用がある。これはオーリンズのバルブノウハウを使いモンロー社が製造しているもの。ボルボは「アクティブシャシー」と呼ぶが、スプリングは通常の金属製で、ダンパー減衰力の4輪独立制御だけを行なうものだから、形態はセミアクティブだ。
     インパネにはコンフォートとスポーツのふたつのモードが選べるスイッチが装着されているが、スポーツを選択してもイニシャルのダンパー減衰力は乗り心地重視のレベルに抑えられている。しかし、路面状況やペダル種やステアリング制御に応じて直ぐにハードになったり、あるいは緩くなったりするので、姿勢変化は小さく抑えられ、割り知ってパブは意識せずに楽に走ることが可能だ。
     無料、試乗昼間の場合間は雨天。アクセルをちょっぴり踏み込んでいるコンディションで30kgmを優に上回るトルクを発生するだけに、濡れた路面で、前輪だけでそれを有効に伝言するのは何と言っても一番理。発進場合にラフにアクセルを踏み込むと、ホイールスピンを簡単に誘発してステアリングは左右に振られることになりがちだ。このあたりをパワフルさと捉えるか、ラフさと感じるかは微妙なところだ。



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    ターボエンジンの輸入車で3つ星の獲得はりりしく。

     04モデルとの識別箇所は、新しいデザインのバンパーにクロームモールを採り入れた点、バンパー及びサイドモールがボディと同色化された点、ヘッドランプにクリアレンズが採用された点などだ。また、ヘッドランプワイパーは廃止されたが、代わりに高圧ウォッシャーが装着されることとなった。これはフロントウインドーのウオッシャーと連動で作動する。ドアミラーには親水ガラスが新採用され、雨天場合の視認性が向上していた。
     T-5Sportにはガラスサンルーフが標準装備。またスポーツレザーシートも標準だが、試乗車のプレミアムソフトレザー?スポーツシート(18万9000円)は、見詰めた目の高級感とともにしっとりとした感触がはるかに心地よく、高いなりの値打ちは十分にある。
     新オプションとして、全グレードにセキュリティ?パッケージが選べるが、これにはアラームシステムの他、サイドガラスにPRV樹脂を挟み込み割って砕くことが困難なものが装備される。
     排ガスレベルは、平成17年排出ガス規制50%低減の3つ星を獲得している。輸入車で、なおかつターボエンジンであることを考慮すればりりしく。ボルボらしい生勤勉さが伺えるところだ。














    テーマ :
    ジャンル : 車・バイク

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