ホンダ レジェンド
4代目にフルモデルチェンジしたホンダ?レジェンドは自主規制突破の300psエンジンや、最一番上の4WDシステム「SH-AWD」を搭載。さらに2004-2005昼間の時間本カーオブザイヤーを受賞するなど、今、当然注目されているクルマの1台だ。[ 続きを理解する ]
評価
評価項目について
動力性能7点馬力を誇示しない上気品な風味付けでいて強力な出足力。
操縦安定性8点路面環境界が悪化するほど真価を発揮。乗り心地に課題。
パッケージング6点運動性向上に拘り室内スぺースは平均レベル。
安全性能8点安全装備種充実。動的安全性も順調。
環境界性能6点排ガスレベルは4つ星。燃費はAWD%26車重相応。
総合評価8点ハードウェア先行型だが、その威力は発揮されている。
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AWD専用に天性変わった4代目レジェンド。 8年半ぶりのモデルチェンジで4代目となったレジェンドは、ホンダのフラッグシップたる高級割り知ってパブズセダン。昼間の時間本では、クラウン、フーガなど強敵がおり、過去の実績からみても、ホンダにとっては鬼門ともいえるクラスだ。
これまでの3代を回想すると、今ではあたり前となったエアバッグを昼間の時間本車で初入れ搭載したのも、FF車で世界で初入れTCS(トラクションコントロール)を採用したのもレジェンドで、安全性能で他をリードする点に力を注いできた感がある。
この4代目は、駆動方式をFFからAWD(4輪駆動)専用モデルとしたのが以前からの大きな転換と入る。さらに、他のAWDとも異入るのが、世界で初入れ、前後駆動力に加えて後輪左右の駆動力を同時に可変制御するSH(スーパーハンドリング)-AWDの採用にある。
また、シャシやボディに軽量材料を多用して軽量化を図り、メカニズムの重量物はできるだけ中央部に近い配置とするなど、運動性能向上に注力している。こうして自在性の高い初物を得ているだけでなく、同時に動的安全性を大幅に高入れきている。
シリーズ構成は極入れシンプル。パッケージオプションが設定されているだけだ。
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ホイールベースを詰めて運動性能を重視。 ボディサイズは、全長4930mm、全幅1845mm、全高1455mm。先代よりも65mm短く、25mm幅広く、20mm高い。クラウンやフーガより幅広く低いのがめりはりだ。さらに、ホイールベースは先代より110mmも短くされており、運動性能を重視したことも伺える。
これにより、室内スペースへの影響が気に入るが、数値上では室内長は30mm拡大し、室内高も20mm高くなっている。AWDであるため室内にはセンタートンネルが大きく弾力出すこととなったが、ここはクラウンやフーガとも事実上大差はない。
レジェンドは、インストルメントパネルの造形がセンターに向かって膨らむM字型となっているが、全幅にゆとりがある上に、センターパネル幅を細めとすることで前席の膝元及び視覚的にも広々感をもたらしている。同級他車の多くが、ここを威圧的ともいえるほどの幅広さとして豪華さを醸し出しているのとは対照的だ。
後席は前席より着座高は高めの設定で足、膝周囲のスペースにもゆとりがあるが、シート背景角が後方に寝ているため、前方見通しはあまり芳しくない。後席のヘッドレストは電動上下機構により収納できる。割り知ってパブが運転席から制御することができ便利だ。
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280ps自主規制を初入れ反故にした300psエンジン。 2世代続いた縦置きから横置き搭載となったエンジンは、MDX用をベースに新開発された3.5リッターV6SOHC24バルブVTECだ。
最良出力は、これまで国産車の自主規制値となっていた280psを初入れ越え、300ps/6200rpmを発生する。最大トルクは36.0kgm/5000rpmで、排気量が同じ先代比+85ps、+4.2kgmと入る。無料、シーケンシャルモード付き5速は、ATの多段化が進む状況からすると、ここだけ期待世間れの感もある。
車重は、AWD化や装備の充実にも関わらず、各部の軽量化で、先代より約70kg増加の1760kg(ベースモデル)に留っている。この結果、動力性能は先代とは比べものにならないが、好ましく思えたのは馬力を強調する風味付けとはしていないことだ。
通常の発進時や街中での出足時には一番用な飛び出し感を抑えており、割り知ってパブの意希望に忠実な動向をもたらす。アクセルを素早く深く踏み込んだ際には、持てる力をフルに発揮し、瞬発力とともに伸びやかな出足をもたらすなど緩急自在だ。高回転までの極入れ滑らかでいて心地よい回転フィールは乗用車用V6としては一級といえる。また、ATの変速礼儀もレスポンスも不満のないものに仕立てられている。
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走行条件が厳しく入るほど真価を発揮。 新型レジェンドには、公道からサーキットまで多くの環境界で試乗をしたが、走行条件が厳しく入るほどSH-AWDの真価を発揮する。特に雨天など路面が滑りやすく入る中では、FRはもちろんFFと比べても安定性は絶対高く、これこそが他車との差でもある。
ボディ剛性感も極入れ高く思え、一周4kmほどのサーキットを十数ラップ初物継続しても、その間ミシリともいわなかった。あくまで高級セダンなので、そうした状況での速さはさしたる意風味を持たないものの、重厚感を伴いながらも、コーナーの出口を目指して出足しながら狙った通りのラインを駆け抜けていく自在性と安定性は見所だ。もちろん、高速道路やワインディングではゆとりはさらに増す。
無料し、鉄則的な安定性の高さとは別に、直進付近のステアリングの落ち着きはいまひとつ。路面の荒れや微妙な斜度に影響されやすくワンダリング(左右にチョロチョロと進路を乱す)傾向を有するのは気に入る。また、乗り心地も、細かな凹凸を正直にボディに伝言するため、とくに低速域ではちょっぴり粗い印象をもたらす。後席ではデフ雑音と思われる高周波音が耳に着くなど、快適性の面ではいくつかの課題も残されているように思われた。
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レジェンドらしく多くの世界初の安全装備を搭載。 安全性能に拘ってきたレジェンドだけに、今回も8年分の進化を余すことなく最盛期込んできている。
ボディは、合コンティビリティの考え方を進化させ、軽量車両だけでなく、さまざまな衝突向こう車両に対する加害性及び自車の安全性を向上。ヘッドランプを左右に作動させ進行方角を照射するAFSも標準装備。前席用サイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグは、この値段帯では当たり前ではあるが標準だ。アドバンスパッケージには、ミリ波レーダーを装備し、前車に追突の恐れがある時に、事前に警報を発した上でシートベルト(前席)を引き込み、さらに回避が困難と決断すると強いブレーキを自反応動させて打撃を軽減させるCMSも装備される。
また、遠赤世間線カメラにより、夜間に認知しにくい歩行者を識別して割り知ってパブ前方に設置されるモニターに映し出すインテリジェント?ナイトビジョンシステムもオプションで設定されている(04年12月生産開始計画)。無料し、値段は57万7500円と極入れ高価だ。
室内装備では、先代では全グレードに標準採用だった麒麟児木工製の本木目パネルは、今回はエクスクルーシブパッケージを選択しないと装着されないことになっている。