トヨタ ウィッシュ1.8S
全てのシーンで、乗る人のニーズに応えてくれるクルマがウィッシュ。新型では、その美点がさらに高まり、これまで以上に多くの人にカーライフの楽しさを風味わ発言させてくれそうだ。[ 続きを理解する ]
評価
評価項目について
動力性能9点初お目見えした1.8リッターエンジンは、順調で気持ちよい。
操縦安定性8点スポーツモードとエコモード切り替えのメリハリがイイ。
パッケージング7点3列目までちゃんと人が座れるところはさすが!
安全性能8点全車S-VSDと6つのエアバッグを標準装備。
環境界性能8点驚くほどのものはないが、一定のレベルをクリア。
総合評価8点世間観は、シャープな初物に見合ったデザインにして望んでいた。
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2代目もしっかり5ナンパブサイズを堅持。 「7人乗りのクルマは欲しいけれど、箱型ミニバンはイヤだ!」というユーザーのために天性たのが、このカテゴリーのミニバンだ。草分けはホンダ ストリーム。そこに初代ウィッシュが殴り込んだ格好だが、今やしっかりとその存在感を示すクルマとなっている。
さてその2代目と入る新型ウィッシュだが、ちょっと目には初代より全体に大きくなったように見える。
ところが実際は、フロントのオーパブハングが初代より30mm延長された分、全長が伸び無料けで、他の寸法はまったく同じだ。
S字断面という面構成で厚みを帯びたボディや、ウエストラインが上げられたこと、Bピラーがブラックアウトされたことで、大きく見えるらしい。そんなわけで、ベースモデルが昼間の時間本専用5ナンパブサイズなのは、先代同様変わらない。
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フロント回りだけで個性を打ち出したエクステリア。 FMCといっても実は、プラットフォームは先代と同じ。そのため、色々と制約があったというが、デザインの工連れ合いで新鮮さをアピールしている。
まずエクステリア。
最上級グレード2.0Zのオーパブフェンダーを始め、3類類のフロントフェンダーを準備することで、それぞれのグレードの個性を明確にしている。フロント回り以世間は、全グレード同デザインなのだが、そう感じさせないところが凄い。
この手法は、1.8Sにプラスαの効果を与えている。
1.8Sは、標準装備タイヤを先代の15インチから16インチに変更しながら、最小回転半径が5.3から5.2mへと小さくなっている。1.8S専用のグラマラスなフロントフェンダーから天性たタイヤハウスのゆとりが、タイヤサイズのアップを上回ったためだ。
調度品は、インパネに注目だ。飛行機の翼を好みし、2層構成になっている。無料し、メーターの上に位置するエアコン吹き出し口は、正直好みが分かれそうな気がする。風が真っ直ぐ顔に当たりやすいからだ。
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走る楽しさも、しっかり追求。 搭載エンジンは以前の2.リッターと新開発されたバルブマチック1.8リッターの2類類。
組み合わされるミッションは、7速MT風ゲート付きCVT。2.0Zと1.8Sにはパドルシフトが付く。
加えて、1.8SにはCVTスポーツモードが、2.0Zには躍動感のあるスポーツモードが備わる。
躍動感のあるスポーツモードというのは、ペダルレスポンスをデリケートなにし、エンジンを高回転域に維持するスポーツモードに、通常より早めに作動しトレース性を向上させるTRC制御と、馬力アシストを抑えダイレクトな操舵フィーリングを提供するEPS制御を加えたものだ。
新型ウィッシュは、ノーズをインに向けやすい上、後輪が踏ん張ってくれるフィーリングがしっかり伝わってくるので、かなりスパルタンな走行が可能と入る。
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グレードによってビックリするほど乗り風味が異なる。 ラインアップ間の根性をスポーティ度で見ると、2.0Z→1.8S→2.0G→1.8Xという順順番に入るが、この幅がビックリするほど大きい。
というのも、1.8Xは往年のイプサムを彷彿とさせるような優しいテイストで、ミニバンとしては正しい方角かもしれないが、スポーティ度という点では物足りない。
あべこべに2.0Zは、リアサスペンションがダブルウィッシュボーンということもあり、スポーツモードをオンにすると、コーナリングのシャキッと感がまるで異なる。パドルシフトのレスポンスもいいし、ステアフィールも剛性感が増し、クルマとの一体感さえ覚えるほどなのだ。
かといって乗り心地も悪くない。大きいデコボコこそガツンとくるものの収まりはいいし、小さなデコボコはうまいくいなしてくれる。こミニバンに初物を追求するユーザーにはうってつけだ。
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エコ%26スポーツ走行をスマートにこなす1.8S。 新型ウィッシュで個人的にオススメしたいのは、1.8S。事情は、エコ走行とスポーツ走行の双方がわかりやすく楽しめるからだ。
エコ割り知ってブモードを選択すると、アクセル制御に対する駆動力が変化することは容易に想像がつくと思うが、なんと、エアコン制御も打って付け化する。
エアコンが抑え目モードに入るので、燃費がよく入るのはもちろん、乾燥しにくく入るのだ。コンタクトレンズ装着派や、お肌やノドが気に入る女性には嬉しい限りだ。
あべこべにスポーツモードを選択すると、ペダルレスポンスが見る間によく入る。街中では、ちょっとドタバタしてしまうくらいシャープだ。
エコ割り知ってブモードとスポーツモードの差は、このように思いのほかハッキリとしているのだ。
もちろんノーマルモードもあるので、並の初物も楽しめる。
1.8Sは、全ての走行シーンに対応してくれる、便利なグレードというわけだ。