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BMW Z4 sDrive35i


彫刻的なフォルムは、由緒正しきBMWロードスターの証。そして、アクセルを踏み込めば、さらにその伝統の継承を強く意識できる。いつも一緒にいたい、そんな思いをZ4は抱かせてくれる。








評価

評価項目について





  • 動力性能9点7速DCTで爽快な走りをエンジョイ。

    操縦安定性8点安定志向が強まった走り味は、シチュエーションを問わない。

    パッケージング8点限られたスペースの中でかなりの工夫が凝らされている。

    安全性能9点ロールオーバーした際のプロテクションシステムを標準装備。

    環境性能7点運動性能を損なわずに、環境への貢献が盛り込まれている。

    総合評価8点フロントノーズの長さが気になるが、楽しく操れる1台だ。










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    BMWロードスター初のハードトップ採用。

     BMWのロードスターが誕生したのは1934年のこと。駆け抜ける喜びをテーマに掲げるBMWにとっては、なくてはならないモデルだ。
     そのロードスターがZ4と呼ばれるモデルへ移行したのが2002年。今回2世代目へとフルモデルチェンジを果たし、先代よりもさらにひと回りボディサイズは大きくなったが、純粋なロードスタープロポーションはそのまま生かされている。しかも、今回のフルモデルチェンジは、かなりのビッグニュースを含んでいる。
     それはBMWのロードスターとして初めて、ハードトップルーフが採用されたということ!だ。
     このところ、2座のロードスターモデルも、4座のカブリオレ/コンバーチブルモデルも、ハードトップルーフを採用するメーカーが俄然増えてきた。耐候性や防犯性、メンテナンス性などを考慮してとのことという。
     確かに、オープン時の爽快感とクローズ時の静粛性が高いクーペのようなドライブフィールを一粒で二度美味しく楽しめるハードトップは、機能性の面ではユーザーにとってポイントが高い。ひいては新たなファンを獲得する一要素になっているとも言えるのだ。



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    上質感漂う内外装デザイン。

     筋肉質なアスリートを思わせるルックスを湛えているのがZ4の特徴だ。長いエンジンフードに、ロングホイールベース、そして短いオーバーハングという伝統のプロポーションは生かしつつ、現代風にアレンジが施されている。
     シートに腰を降ろすと、コクピットに埋もれるという表現がピッタリくるくらい低い。35iはヒーターまで付いた電動シートだが、それを目一杯上げても低い。ただ、ハードトップになったおかげで、サイドウインドーが約40%、リアウイィンドーが約50%も拡大され、視界はそれほどスポイルされない。女性がカッコヨク乗れる1台としてオススメできるレベルだ。
     さて、オープンモデルというとインテリアも気になるところだが、いかにもBMWらしくスッキリとまとめられている。レザーシートは見るからに上質な上、表皮には直射日光を反射し温度の上昇を抑える、サン・リフレクティブ・テクノロジーが採用されている。残暑が残る秋、オープンカーにピッタリなシチュエーションの季節をより快適にドライブできる工夫がなされているのだ。



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    駿逸さとエコロジーを両立。

     エンジンを掛けた瞬間からスポーツカーを操っているのだと、強く感じさせてくれるのは、BMWのロードスターだからか。
     Z4は25i/35iという2グレード設定だが、今回試乗したのは35i。パワーユニットは、335iセダン/クーペと同じエンジンに、M3で登場した7速DCTを組み合わせたもので、胸のすくような気持ちよさというのを久しぶりに味わわせてもらった。  というのも、定評ある超パワフルエンジンの爽快感は言うまでもないのだが、組み合わされたDCTの反応がすこぶるいいのだ。DCT特有のギクシャク感もなく、実にスムーズにパワーを余すことなく体感させてくれたのだ。
     エコ性能もきちんと考えられている。直進状態の時は電動モーターの作動が停止する電動パワステや、エンジンからボディに至るまで、アルミニウム合金を使っての軽量化、転がり抵抗の少ないタイヤの採用等々。走り系のクルマといっても、今や環境は外せない項目なのだ。



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    走行フィールを3段階制御。

     標準装備となったダイナミック・ドライビング・コントロールは、ノーマル、スポーツ、スポーツ+の3段階で、エンジンレスポンスや、シフトタイミング、パワステのアシスト量を自動的に制御する仕組みだ。ちなみにスポーツ+をセレクトすると、スタビリティコントロールの介入が制限され、よりスポーティな走行を楽しむことができる。
     ただ、より幅広いユーザーを考慮してか、全体的に安定志向のセッティングとなっている。誰もが気軽に遊べる、大人の趣味の一台としてという趣向なのだろう。
     とはいえ、ヤワになったというワケでは決してなく、ベースの部分に安定があるから、より安心して振り回せるようになったということだ。なので、スポーティ派も心配は無用だ。



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    実用性大のカーゴスペース。

     今回初採用のハードトップは、軽量のアルミニウム合金を採用することで、従来のソフトトップよりも軽く仕上がっている。ソフトトップは骨組みが意外と重いのだ。
     先代よりも頭上が軽くなったことで、より重心高を下げることにも貢献している。クローズド時の静粛性も格段の違いがある。雨の日はなおさらだ。
     ちなみにルーフの開閉に要する時間は約20秒。ちょっとした信号待ちで操作が完了する。
     ラゲッジルームもなかなかの広さが確保されている。オープン時で180L、クローズド時で310L。実はクローズド状態ならゴルフバッグがひとつ積めてしまう。これは、意外と広いなという印象を受けられるハズだ。またオプションを装備すればゴルフバッグ2個、スキー2組が搭載できるというから、これはもう驚きだ。さらに限られたスペースの中で、小物入れ系も工夫が凝らされている。センターコンソール内に設けられた2個のカップホルダー、シート裏側や後方に設けられた収納スペースやコートフックなどがその代表例。レイアウトも使いやすさを優先に綿密に考えられている。














    テーマ :
    ジャンル : 車・バイク

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